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ブックマーク / www.cyzo.com (6)

  • 根本敬が語る伝説の漫画雑誌「ガロ」と蛭子能収のアブない裏話

    作品の新しさや、独創性を重視した編集方針で白土三平や水木しげる、つげ義春、蛭子能収、みうらじゅん、内田春菊……等々、漫画界の異才、奇才を多数排出して一時代を築いた漫画雑誌「ガロ」(青林堂)。4月10日、高円寺・西部古書会館において、そんな「ガロ」を語るトークイベント「昭和のカルチャー、漫画、そしてガロ」が開催された。 出演者は、いわゆる「ガロ系」と呼ばれるアングラ漫画界においても極北に位置し、海外の現代アートシーンからも注目を受ける特殊漫画家・根敬氏と、かつては「ガロ」副編集長であり、現在は実質的な後継誌である「アックス」(青林工藝舎)の編集長を務める手塚能理子氏。一応「ガロ」を切り口に昭和の漫画カルチャーを語るイベント……という予定だったのだが、このふたりのトークがまともなカルチャー話になるハズもなく、「ガロ」周辺の編集者、漫画家の暴露トークがバンバン飛び出した。 手塚能理子氏(以下、

    根本敬が語る伝説の漫画雑誌「ガロ」と蛭子能収のアブない裏話
  • 「和製レコード会社が消える!?」長期化する音楽不況で業界存亡の危機……

    CDの売上不振に加え、音楽配信事業の頭打ちも表面化し、新たな収益源を確立できないでいる音楽業界。エイベックスをはじめとする大手レコード会社の苦境も伝わるが、中堅・新興のレコード会社はまさに存亡の危機に立たされているという。「不調が目立つのはトイズファクトリー」と話すのは、某有力マネジメント事務所の関係者だ。 「90年代のトイズファクトリーといえば、ミスチルやSPEED、My Little Loverらが大ヒットを飛ばすイケイケの会社でした。しかし、ここ数年は目立ったヒットも出せず、売行きは下降線。今もミスチルや湘南乃風などの大物がいますが、彼らの場合、マネジメント事務所が原盤権などをガッチリ持っているため、同社はあまり儲からない仕組みになっています。さらに、BUMP OF CHICKENのように何年も作品を出さない気難しいアーティストが多いことも、制作費の増大による経営不振説に拍車をかけて

    「和製レコード会社が消える!?」長期化する音楽不況で業界存亡の危機……
  • 後味の悪さが尾を引く、究極のマゾヒズム世界『劇画 家畜人ヤプー』

    「日ホラー大賞短編賞」受賞の小説家・田辺青蛙によるオススメブックレビュー。 『家畜人ヤプー』というの存在を知ったのはどこだろう。帯には「あるマゾヒストが夢想した もうひとつの日、邪蛮。約40年前に描かれた禁断の書、復刊」とある。 日刊サイゾーの編集者さんから、こののレビューを頼まれたとき、正直言ってちょっと戸惑いがあった。自分が自分でない異形のものになってしまう……。誰かの日常品に作り変えられてしまうとしたら。身の回りの物がもし、意思を持つ”人”に似た生き物だったとしたら……。 白人女性をフィアンセに持つ日人の青年が、未来に連れて行かれる。そこで日人は酷い扱いを受けていた。未来では白人は神、黒人は奴隷、日人は家畜や道具同然だったのだ。家具や便器も異形の姿となった日人であり、ペットも奇形として生み出された日人。そんな世界を白人たちは自由気ままに生きている。やがて日人の青年

    後味の悪さが尾を引く、究極のマゾヒズム世界『劇画 家畜人ヤプー』
    namex
    namex 2010/04/12
    これを読んで後味が悪いならマゾではないってことだ。
  • 誰がアニメを変えたのか? 世代論で切るオタク文化の10年、そして50年

    たとえば中二人口は、団塊の世代が14歳前後にさしかかった1963年に247万人というピークを迎えるが、そのとき彼らが熱心に読みふけっていたのは、サンデー、マガジンの二大週刊少年マンガ誌だ。当時はマンガが若いメディアだったのだ。そのままマンガを読み続け、世代がスライドしていくに従い、青年向け、大人向けのマンガ誌が創刊されていったのはご存知のとおり。 オタクメディアの成否は、いかにして14歳以下の子供たちを捉えるかにかかっていることになる。 ■「少子化」がアニメの訴求対象をシフトさせた 次の波がアニメだった。74年の『宇宙戦艦ヤマト』に始まるアニメブームは多くの若者を巻き込む。サブカル誌「OUT」が特集を組み、のちにアニメ専門誌へと変貌していくほどのパワーがあった。森川氏はこの衝撃を「STUDIO VOICEがエヴァ特集号を発行した時に似ている」と、昔を知らない人にもわかりやすく表現したが、つ

    誰がアニメを変えたのか? 世代論で切るオタク文化の10年、そして50年
    namex
    namex 2009/12/14
    気になるのは記号化が推し進められた後に何が残るかだなあ。
  • 何もかもが輝いていた第2世代オタクの青春グラフィティ『8bit年代記』

    劇場版『機動戦士ガンダム』が公開され、新宿アルタ前で行われたイベント「アニメ新世紀宣言」に1万5000人ものアニメファンが集った。YMOが続々と実験的な音楽を生み出し、マイコンが電子の世界の扉を開き、そしてコンピュータ・ゲームという未知の世界がうごめき始めた……。80年代とは、そんな「何か起きそう」なワクワク感と、わずかばかりのいかがわしさに満ち満ちた時代だった。 漫画家、ライター、ゲームクリエイター、ミュージシャン……。様々な顔を持つ謎の才人・ゾルゲ市蔵とは、知る人ぞ知るサブカル界の魔人である。その彼が、80年代とはどういう時代だったのかを当時のオタク少年の目線で描き出したコミックが、『8bit年代記』だ。 70年代初頭に生まれ、思春期にさしかかる時期にゲームやアニメの洗礼を受けた作者の自伝的コミックである作は、岡田斗志夫が定義した「第2世代オタク」の青春を余すことなく描ききった快作で

    何もかもが輝いていた第2世代オタクの青春グラフィティ『8bit年代記』
  • 「まず俺を切れ」たけしのリストラ拒否で『誰ピカ』打ち切りへ

    テレビ東京の人気番組『たけしの誰でもピカソ!』が、メイン司会を務めるビートたけしの「リストラは受け入れられない」という判断の下、今年3月いっぱいで打ち切られることになった。 テレビ業界でも不況の影響は深刻で、各局は、昨年秋頃から、それまで以上の大幅な経費削減を打ち出し、制作費のかからない番組作りに着手してきた。その一方で、タレントを抱えるプロダクションは、リストラ旋風に頭を抱えている。 「高額なギャラで、視聴率が取れないタレントがリストラの対象になる。これからは、大スターを育てるんじゃなく、何でもこなせる、ギャラが150万円クラスのタレントをつくることだと、大手プロのオーナーたちは真剣に考えてますよ」(大手プロオーナー) テレビ界でも”リストラの嵐”が吹くことを懸念した大竹まことは、レギュラーを務めるテレビ朝日の『たけしのTVタックル』で、「ギャラを下げてもいいから、番組を降ろさないでく

    「まず俺を切れ」たけしのリストラ拒否で『誰ピカ』打ち切りへ
    namex
    namex 2009/02/01
    こうやって記事になって初めて成立し得るたけし特有のニヒリズムギャグだ。
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