複数で協調し、連続してサービスを提供するために必要な知能化技術を新たに開発しました。この技術により、人や複数のASIMOがいる環境下で、複数のASIMOが連続してサービスを提供することが可能になり、人間と共存する環境での実用化に一歩近づきました。 ASIMOが人の動きに応じて一歩下がって道を譲ったり、そのまますれ違ったりするなどの移動の知能化技術や、指示を受けてトレイを運搬したり、ワゴンを押すなどの作業の知能化技術などを開発しました。また、ASIMOのバッテリー残量が少なくなると自動で充電する機能もあわせて開発しました。 これらの機能により複数のASIMOが状況に応じて作業を分担し、一体が充電中に他のASIMOがサービスを提供するなど、ASIMOが互いに協調して連続的に働く総合的なシステムが実現しました。 複数のASIMOをネットワークで結ぶことにより、各々のASIMOの作業状態を共有し