第30回 3D計算の基礎体力(代数幾何はだいすきかー?) 99/4/22 日本の高校の数学教育っちゅーのは、どうしてあんなに頭の悪いカリキュラムになっているのか、やねうらおの知りうるところではないが、今回は、3D計算の為の基礎体力として一次変換について考えてみることにしよう。 高校の代数幾何の授業では何故か、行列は2行2列のものしか扱わないのである。このカリキュラムを考えた人は、よほど2行2列がお好きなようである。この行列にあるベクトルを掛けることを「一次変換」なんて呼んでいたような気がする。ひょっとすると2行2列限定でなかったのかも知れない。そのへんの数学的な定義は知らないのである。(こんな私が高校の数学の教育免状持っててええんかいな...) まあ、ある行列Aによる一次変換によって、原点pは、どこに行くかとゆーと、 Ap=(0,0) なわけで、一次変換っちゅーのは、原点は原点に行くような