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ブックマーク / techon.nikkeibp.co.jp (9)

  • 人工光合成効率がついに1.5%、東芝が金ナノ触媒で実現:日経エレクトロニクスDigital

    東芝は、水(H2O)と二酸化炭素(CO2)、太陽光を利用して有機物を作り出す、植物の光合成を模倣した「人工光合成」システムを試作した。生成した一酸化炭素(CO)が持つエネルギーを、入射光のエネルギーで割った変換効率は1.5%と高い。植物の中でも効率が高い藻類の光合成に匹敵する値だという。例えば、養殖環境で育てたクロレラのエネルギー変換効率は2%ほどとする注1)。 人工光合成は、温室効果があるCO2を削減しつつ、エネルギー源や材料になる有機物を獲得できるため、国内外で研究プロジェクトが進められている。 例えば、2014〜2021年度で116億円が投じられる予定のNEDOのプロジェクト「二酸化炭素原料化基幹化学品製造プロセス技術開発」で、人工光合成の研究が実施されている。米国では、2010〜2015年で1億2200万米ドルを投じる予定の「Joint Center for Artificial

    人工光合成効率がついに1.5%、東芝が金ナノ触媒で実現:日経エレクトロニクスDigital
  • 並列言語とCELL REGZA - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    先日,とある学会の研究会で,東芝の液晶テレビ「CELL REGZA」のマルチコア・ソフトウエアに関する講演があり,拝聴しに行って参りました(研究会のサイト)。 マルチコアが広がる中,その上で動作する並列ソフトウエアをいかに開発するか。東芝はCELL REGZAのために,「Molatomium」という並列プログラミング技術を新たに開発し,同機に採用しています。詳細については,既に日経エレクトロニクス年12月14日号にて,Molatomium開発者の高山征大氏による寄稿論文を掲載しておりますので,そちらをご一読頂ければと思います。 さて,CELL REGZAについて,個人的に気になっていたことがありました。 それは,同じ東芝が2005年に「Cell Broadband Engine」向けに開発したソフトウエア実行環境「AVフレームワーク」と,今回のCELL REGZAとの関連でした。 Cell

  • C言語の呪縛 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    東芝は,マルチコア・プロセサ「Cell Broadband Engine」を搭載した初めての液晶テレビ「CELL REGZA 55X1」をいよいよ明日(2009年12月10日),発売します。Cellの高い処理性能を生かしたソフトウエア処理により,従来のテレビにはない豊富な機能を実現した製品です。 マルチコア・プロセサの性能を引き出すには,ソフトウエアをいかに効率良く並列実行させられるかがカギになります。そこで東芝は,並列プログラミング技術「Molatomium」を独自に開発し,CELL REGZAに搭載しました。日経エレクトロニクス2009年12月14日号では,解説「CELL REGZAが映し出す明日のテレビ」でCELL REGZAを大きく取り上げるとともに,Molatomiumの開発者の一人である同社の高山征大氏に論文「『CELL REGZA』が搭載する並列化技術『Molatomium』

  • Androidが端末メーカーに与える悪影響と商機 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    Androidは,携帯電話機産業にどんな影響を与えるのか。私は「携帯電話機を端末メーカーの手から解放することによって,サービス事業者や個人のニーズに沿った端末が一層作りやすくなる」かもしれないと考え始めている。 日では携帯電話事業者が端末の進化や競争を仕切っているので,「は?」と思われてしまうかもしれない。でも,Androidの開発者コミュニティーや中国の無秩序で壮絶な競争を見ていると,そう思えて仕方がないのだ(なおエントリーはセミナーにかかわっていない私個人の考えです)。 中国や欧州などでは,SIMロック・フリー端末が普及し,携帯電話事業者抜きの端末メーカー同士のガチンコ勝負が繰り広げられている。携帯電話事業者は日のように端末を仕入れる負担こそないが,満足しにくいだろう。端末が携帯電話事業者のサービスに対応するか否か,端末メーカーが決めるからだ。この課題には,Google社に代表さ

    nanakoso
    nanakoso 2009/11/18
    携帯電話もPCと同じ土俵に立つか?
  • 価格が3500倍になっても使いたい技術 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    nanakoso
    nanakoso 2009/10/21
    振動発電ですねわかります>EPR<<1が明白な技術
  • ずるいEMI対策法 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    10年くらい前のことです。EMC測定サイトで働くエンジニアからこんな話を聞きました。「うちのサイトを利用する電子機器メーカーなんですけどね,賢いっていうか,ずるいっていうか,変わったEMI対策法を使っているんですよ。こんなの有りなんですかね」。 ずるいEMI対策法とは,電子機器の主要な機能を担うASICに「EMI測定専用ピン」を用意するというものです。このピンに制御信号を入力すると,LSI内部のある回路が止まります。この結果,放射雑音のレベルが下がり,EMI規制値を比較的簡単にクリアできるという仕組みです。もちろん,その電子機器を市場に投入する際は,このピンに信号を入力せずに回路を生かしておきます。実際に確認したわけではないですが,恐らく販売された製品は,EMI規制値をクリアできていなかったでしょう。 ファームのアップデートって,どういう扱いになるの? この例は完全に確信犯ですが,EMI対

  • 「まいど1号」の憂鬱 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    正直,あまり気の進まない出張でした。東大阪の中小企業が作った人工衛星として名高い「まいど1号(SOHLA-1)」を取材するための大阪出張です。日経エレクトロニクス2009年5月18日号では,「1社に1台,人工衛星」と題して100kg以下の超小型衛星がエレクトロニクス業界に与えるインパクトについて特集しました。まいど1号は日の超小型衛星の中でも特に有名な衛星です。私自身,以前に書いたNEブログ「日の小型衛星ブームは物か」で取り上げました。この特集で,まいど1号を外すわけにはいきません。 何しろ,中小企業が力を合わせて作り上げた衛星です。マスコミも「中小企業の希望の星」「ものづくり日の底力」といったトーンで報道しています。普通なら取材の前に憂になる理由はありません。でも,どうも話が違うようなのです。 今回の人工衛星特集では,30件程度の取材を行いました。取材の中で,まいど1号の名前が

    nanakoso
    nanakoso 2009/05/18
    まいど一号はOEMだった件について
  • 廃熱を電力に変える技術のジレンマ - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    最初に手品,ではなく熱を音に変える実演の動画をご覧下さい。これは,なんの変哲もないプラスチックの管に,網目の大きさが数mm角の金網を差し入れ,それを加熱するだけ。それだけで,こんな音が鳴り始めるのです。 この現象は「熱音響現象」と呼ばれるもので,加熱された空気が金網の細かい網目を通過する際に,自発的に音に変わる非線形現象です。現象自体は日でも古くから知られ,岡山県岡山市にある吉備津神社ではこの音で吉凶を占う「鳴釜神事」がかなり昔から行われていたようです。ただし,熱を扱う各種製品で余計な音の発振現象としてやっかい視されることはあっても,実用に用いられることはほとんどありませんでした。 最近になって省エネルギーや新しいエネルギーへの注目が高まるにつれ,ようやくこの熱音響現象にも日が当たりつつあります。例えば,冒頭の実演を見せてくれた同志社大学 教授の渡辺好章氏の研究グループは,熱音響現象を利

  • Xbox 360のどこが壊れやすいのか - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    Microsoft Corp.は,同社のゲーム機「Xbox 360」の故障対策費として,10億6000万米ドル(約1300億円)もの費用を計上した(Tech-On!関連記事)。製品の設計を手掛ける技術者にとっては,背筋が凍る金額である。家電のリコールが頻発している現状では,とても他人事では済ませられない。その原因がどこにあったかぜひとも知りたいところである。 だが,巨額の出費を強いられた故障の詳細について,Microsoft社自身はかたくなに口を閉ざしている。ならば,自力で原因を調査するしかない。そこで日経エレクトロニクス編集部は,熱設計の専門家の協力を仰ぎ,Xbox 360の熱対策の解析を試みた。 熱対策に焦点を絞った理由は二つある。一つは,Xbox 360が頻繁に熱暴走を起こすゲーム機として知られていること。もう一つは,Xbox 360が故障して動作不能になる際に,「パキッ」という音

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