タグ

ブックマーク / www.st.rim.or.jp/~nmisaki (5)

  • 「キャプテン翼」以降の女性アニパロ史

    [1992年6月 「同人漫画大百科」(辰巳出版刊)] [はじめに] 八十年代後半以降の同人誌の量的拡大が、「キャプテン翼」以降の女性系アニパロブームによるところが大きいのは、異論のないところでしょう。この文章では、そのアニパロブームの今日までの展開を通史的に眺めていきたいと思います。なお女性アニパロブームのシステムの分析については、拙作「少女たちは楽園をめざす」(コミケットセレクション6掲載)を参照していただくと、いっそう理解が深まるかと思います。 [前史-~85年春] キャプテン翼(以後、C翼とする)以前で女の子の間で人気を得ていたアニパロは、「J9」と「ゴッドマーズ」のそれであった。JETらのYEAH!、凰巳乱のブライハリケーン、木戸恵のKIDDY LAND、橘しいなのブライガーシンドローム、といったサークルが人気を得ていたが、基的な構図としては、「ガンダム」以降あまり変化は見られな

  • イベントレポート(2008年)

    イベントレポート(2008年) 2008年の同人誌即売会を中心としたイベントのレポートです。 [2008年] [2005年] [2004年] [2003年] [2002年] [2000年~2001年] [1999年] [1998年8月~11月] [1998年5月~ 7月] 2008年 イベント名使用禁止という「言葉狩り」に強く反対する。 2月3日に大田区産業プラザPiO小展示ホールにおいて、『天元突破グレンラガン』オンリー即売会「ドリルは男の魂3」が開催された(主催:ケットコム)。ところが、この即売会において、「ドリルは男の魂」というイベント名称が問題であると会場側から指摘を受けたそうで、実際に即売会が行われている小展示ホール以外の会場敷地内において、イベント名が一切表示されないという異常事態となった。以下に、当日の告知表示がどのように行われていたかを示す。 順に、会場外正面の掲示板、会場

  • 同人誌生活文化総合研究所 - 2006年10月01日

    Since 1996/6/20 Presented By MISAKI Naoto Ver3.0 2000/1/17 Now あなたは1998年5月5日以来 約番目の訪問者です。 今日のアクセス数: 昨日のアクセス数: 同人誌生活文化総合研究所は、まんが・アニメ・同人誌にまつわる様々な話題について、幅広く情報を集め、分析を行うサイト&サークルです。 (三崎尚人) 同人誌総研レポート Twitterはじめました(2010/04/27)。http://twitter.com/nmisaki 過去の同人誌総研レポートは、→こちら。 ビブロス倒産関連は、別ページを作りました。最新以外は→こちら。 2016年03月17日(木) ■著作権侵害の非親告罪化の流れ この3月8日にTPPに関連した著作権法改正案が国会に提出された節目の機会なので、2006年~現在までの著作権侵害の非親告罪化の流れを表にまとめ

  • COMIC BOX

    同人誌界'94 同人誌の世界において去年一番の話題と言えば、やはり、秋の「コミックシティIN幕張メッセ」の開催中止とその後の自主規制問題であろう。この事件、いろいろな局面での主催者の赤ブーブー通信社の対応のまずさが事態を悪化させた。 開催中止問題では、過去にわいせつ問題で「コミックマーケット」が撤退を余儀なくされた場所でありながら、事前の周到な対外折衝がなされていなかったのに加え、千葉県警のただ一度の「青少年保護条例に反したものがあれば、現行犯逮捕もあり得る」という警告に対して、ねばり強く交渉もせずに、自ら中止を決定してしまった。そして、開催を主張する事務スタッフと中止やむなしとする経営陣との間に対立が生じ、事務局の大半が同社を辞める結果となった。しかも、参加費を預けているサークルへの説明が不正確かつ不十分であり、そうした不備への指摘は「会社への内政干渉」と突っぱねた姿勢も安易であった。

    nanakoso
    nanakoso 2008/01/07
    幕張コミックシティ中止事件
  • 客員主席研究員(笑)岩田次夫の研究室

    同人即売会に立ち竦む(2002年12月) 最近感じていることだけど、同人誌即売会において、一般参加者の相対的価値が低下してきていると感じている。参加者が増えて巨大化してくると、一般参加者が数十人欠けても、主催者もサークルも実は痛みを感じなくなる。大きな集合のごく一部が欠けたとしても、そんなことは視界にも入らないというほうが適切かもしれない。元の参加者数そのものが少ないオンリー即売会や参加者集めに苦労している地方イベントはともかく、多くのイベントは参加者が数十人程度減っても、何の問題も感じてこない、コミケットやコミックレヴォリューションのように減るのを歓迎している傾向さえある。 また、参加者を増やすことを歓迎しているイベントでも、参加者は単なるカタログの購入者としてしか期待されていないというのも多くのイベントで明らかになっている。企業系のイベントではそれしか期待されていない。 こうなると、一

  • 1