山古志地域の事例を先駆けとして、ふるさと納税をDAO化し、日本各地から集まったお金の使い道をDAOのメンバー全員で決めるなどの事例も、今後、続々と出てくるでしょう。 あるいはスマートフォンのアプリに現金をチャージするとポイントがつく、といったデジタル地域通貨を取り入れているところでは、ポイントをガバナンストークンのような立ち位置にすることもできます。今のところ、厳密な意味でweb3的ではありませんが、将来的にはweb3として地域行政の決定に住民が直に関われる仕組みになるかもしれません。 こういう試みが、まず市町村でうまくいき、そこから都道府県、さらには国へと広がっていくというのは、決して大それた想像ではありません。 一部の人たちの流行を超えて国民の多くがweb3に参入したら、確実に世の中は変わる。まだ仕組み的につたないところはありますが、あらゆるところでガバナンスの民主化が加速していく可能
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