CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
はじめに Microsoftの提供するVisual Studio Code(VSCode)は、2015年の最初のリリースから、今では開発用エディタの定番の座を占めるまでになりました。これには、無償で使えることも大きいですが、何よりエディタとしての使いやすさ、そしてさまざまな拡張機能によっていくらでも使い勝手を向上させたり、利用の領域を拡げられたりすることも大きいでしょう。本連載では、このVSCodeにフォーカスし、基本的な使い方から拡張機能の活用、そして本格的な開発現場での利用を想定した高度な機能までを紹介していくことで、読者がVSCodeマスターになるお手伝いをします。 対象読者 テキストエディタメインで開発してきた方 Visual Studioより軽い環境が欲しいと考えている方 Visual Sudio Codeをもっと使いこなしたい方 必要な環境 本記事の内容は、以下の環境で動作を確
『マンガでわかるJavaScriptのPromise』は、JavaScriptで通信などの処理を書く際に必須の仕様であるPromiseを、マンガで基礎から学ぶことができる。 『マンガでわかるJavaScriptのPromise』は、マンガ部分は76ページ、コードのまとめやコラム部分は51ページ、全体で167ページの構成で、コールバックを多用するJavaScriptの特徴や、Promise登場の背景、Promiseの仕組みや書き方、async/await、Promiseの静的メソッドまでを解説する。 目次は以下の通り。 第1話「JavaScriptのPromise」 第2話「同期処理と非同期処理」 第3話「コールバック関数」 第4話「コールバック関数のネスト」 第5話「Promiseの概念」 第6話「Promiseを使ったコード」 第7話「Promiseを使ったコード 2」 第8話「reso
マイクロサービスアーキテクチャの普及や、Webブラウザのほかモバイルやスマートスピーカーなどクライアントチャネルの多様化もあって、Web APIを前提としたシステムが増加している。当然、Web APIのテストも現場では大きな課題になってくるが、株式会社ベリサーブの朱峰錦司氏は「なぜ、そのテストを実行するのか、全員で共有できているチームはどれほどあるだろうか」と疑問を抱く。そして正しいテスト技法を少し覚えるだけでも、個々のテストに対する理解はぐっと深まるという。テスト技法の初歩を、実演も交えて解説してくれた。 株式会社ベリサーブ 研究企画開発部 サービス開発課 課長 朱峰錦司氏 テスト作りの過程を言語化するツールがテスト技法 朱峰氏は「今はソフトウェアプロダクトを1回作って終わりという時代ではない。プロダクトをどんどん進化、変化させていく時代だ」と指摘し、この状況に対応するために書いたテスト
TypeScriptは近年JavaScriptに代わってWebフロントエンド開発で利用されているプログラミング言語です。TypeScriptは開発生産性および開発者体験に優れていることから、開発現場で広く採用されています。TypeScriptを学ぶことは、今後のWebフロントエンド開発では、ほぼ必須といって良いでしょう。この記事ではTypeScriptを使うメリット、ならびに「TypeScript Deep Dive 日本語版」を活用してTypeScriptを短期間で学習する方法を紹介します。 はじめに 筆者はSIer出身のITエンジニアです。ゲーム開発会社などを経由して現在は一般企業でエンジニアとして勤務しています。はじめてTypeScriptの重要さを知ったのは、2018年ごろに「TypeScript Deep Dive」を読んだときでした。そして、今後必ず多くの人に役立つと考え、オリ
本連載では、スピードと品質を両立するためのアジャイルテスティングにおける重要なキーワードである「テストの自動化」について、WebブラウザやAPIレベルのエンドツーエンドテスト(E2Eテスト、この連載でのテスト自動化は主にE2Eテストの自動化を指しています)が求められる時代背景から、戦略や戦術、組織づくり、ノーコード・SaaS型のAIを活用したテスト自動化サービスの進化と具体的な実装、ベストプラクティスを解説します。第1回は、アジャイル開発やDevOpsが当たり前になった時代において求められるテストや品質について、時代背景を追っていきます。 はじめに 技術の進化とともに開発スピードは格段に上がり、システムはより複雑になり、求められる品質も高まっています。アジャイル開発やDevOpsという言葉が一般的になった今、これまで幾度となく議論されてきた「スピードと品質」の問題は、トレードオフではなく、
はじめに 最近ではWebブラウザやWebアプリケーションを通じて業務を行うことが増えています。一方、その頻度が高まっていくことにより、ネットワーク障害、あるいは出張先でネットワークに接続できない環境といった、いつも使用しているデータにアクセスできない場合でも、業務に支障が出ない対策が求められています。働く場所や状況を問わず、業務システムにアクセスできる態勢を整える解決策の1つに「オフライン・アプリケーション」があります。 「オフライン・アプリケーション」はネットワークに接続できる際に一括でクライアントアプリケーションにデータをダウンロードしてしまい、そのデータをもとに作業を行った後、再びネットワークを通じてデータをアップロードする仕組みのアプリケーションです。常にネットワークに接続しておく必要がないため文字通りオフライン環境で作業ができ、またクライアント側のマシンリソースが使えるため、処理
本連載では、Webページのユーザーインタフェース(UI)フレームワーク「Vue.js」と、Vue.jsを利用してWebページを作成できるフレームワーク「Nuxt.js」の活用方法を、サンプルとともに紹介します。前回は、Nuxt.jsの非同期データ機能について説明しました。今回は、Nuxt.jsを利用して作成したWebページをインターネット上に公開する方法を紹介します。 はじめに Nuxt.jsは、Webページのユーザーインタフェース(UI)フレームワークであるVue.jsに、Webページの作成に必要なUI以外の追加機能をまとめて提供するフレームワークです。 Nuxt.jsでは、作成したWebページをインターネット上に公開するための機能が提供されています。この機能を利用すると、Node.jsが実行できないWebサーバー向けに静的ファイルを生成できます。また、Node.jsが実行できるWebサ
前回は、主にJava 10の機能面の変更について説明しましたが、今回はJava 8までの流れと大きく変わった新しいサポートを中心に紹介します。新しいサポート方針に関しては、2017年9月に発表されていましたが、Java 10のリリースとともにJava 9のサポート終了を知り、大きく関心を寄せた方もいるのではないでしょうか。また、Java 10でのDockerへの対応強化についても併せて紹介します。単にDockerへの変更点という意味ではなく、Dockerを利用することは開発時もしくは運用時におけるJavaのバージョンへの依存度の低減につながる対応ではないかと思っています。 編集部より 本稿の一部に表現が不足している箇所がありました。お詫びして訂正いたします。(2018/07/13 13:30) Javaのメジャーアップデートサイクル、サポートサイクルについて、追記いたしました。 Oracl
C#と言えば、Windows環境だけと思われがちですが、.Net CoreをLinux環境にインストールすれば、C#で開発したアプリケーションが動作します。また、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)でも、C#を使ってIoT開発を行うことができます。この連載では、C#によるIoTプログラミングを解説します。 対象読者 IoTに興味があり、C#とRaspberry Pi(Linux環境)の基本的な知識がある方を対象とします。Linuxや電子工作の初歩的な説明は割愛していますので、「Raspberry Piをつかったセンサープログラミング超入門」の記事なども併せて参照してください。 はじめに 前回は、I2C接続でのOLEDディスプレイモジュールの基本的な制御を紹介しました。今回は、ディスプレイに直線や文字を表示してみましょう。 OLEDディスプレイの表示手法 OLEDディスプレイモジュール
IoTデバイスの製作と聞くと「基板むき出し」「ハンダ付け」こんなイメージをお持ちではないでしょうか?「M5Stack」は、5cm四方のケースの中に、マイコンやカラー液晶ディスプレイなどが詰め込まれたIoTプロトタイピング(試作)向けデバイスで、ハンダ付けをすることなく、モジュールを「積み上げる」ことで機能拡張を実現できます。また、Wi-Fi/BLE(Bluetooth)といった通信機能が内蔵されているので、IoTデバイスの製作によく用いられる人気のデバイスです。先日ソラコムから発表された「M5Stack用 3G拡張ボード」を利用することで、セルラー通信機能を搭載できるようになり、利用シーンがさらに大きく広がりました。今回は、このM5Stackと3G拡張ボードを組み合わせて「いつでも・どこでも・だれでも使える、雨雲レーダー表示デバイス」を作ってみます。 本記事の内容を動画でも解説しています!
タウンワークはオープンから10年以上が経過しており、JavaScript、CSS、HTMLを含め、フロントエンドの老朽化が課題となっているのは連載の第1回でお伝えした通りです。過去のA/Bテストの名残や、暫定対応と思われるコードが継ぎ足された結果、似たようなコードが残っていることも多く、フロントエンドのエンハンスの際に手戻りを多く誘発することが問題視されていました。本稿ではこうした問題に対し、この1年で取り組んできた改善内容を紹介します。派手な内容はないですが、レガシーコードに現実的に対峙し改善していく際の参考にしていただければと思います。 連載第1回:10年以上稼働し続ける大規模Webアプリケーション、どうやって改善する? はじめに こんにちは。リクルートテクノロジーズでソフトウェアエンジニアとグループマネジャーをしている高橋陽太郎です。連載第3回の本稿では、タウンワークにおけるレガシー
「皆さん、コード書いてますか?」――ITエンジニアの祭典「Developers Summit 2019」は、そんな呼びかけから開幕した。拡大鏡をかけながらでも、コードを書き続ける生涯を目指す。そう語られたこのセッションは、「エンジニア35歳定年説」という「嘘」を論破するための、理論と情熱にあふれた内容であった。セッション内では科学的なエビデンスを論拠とする数々の方法論が示され、そこには「一生エンジニア」を実現するためのノウハウが詰まっている。それを目指すエンジニアの方はもちろん、若手エンジニアの意欲向上に悩むリーダーや、エンジニアの心理がわからない管理職、離職率に悩む人事担当など、エンジニアに関わる様々な職種の方々も、このセッションから課題解決のヒントをつかんでいただけるだろう。本稿では、ベストスピーカー1位を受賞した、ウルシステムズ 漆原茂氏のセッションをお届けする。 大事なのは、「内発
社会人エンジニア向けの教育プログラム「トップエスイー」から、エンジニアの皆さんに対して有用な情報をお届けするコーナーです。ソフトウェアを開発するにあたり「ウォーターフォールモデル」と「アジャイル開発」は比較対象として取り上げられ、どちらが優れているのか、あるいはどちらが正しいのかという議論がよく見られますが、果たして比較可能な対象でしょうか。これらに限らず、さまざまな開発手法の違いを客観的に比較することができないだろうか、といった疑問を持ちました。客観的な基準があれば、何を採用するのかといった議論もスムーズに行えるはずです。任意の開発手法に対する比較は困難ですが、「ウォーターフォールモデル」と「アジャイル開発」に絞ったモデルを作成することで、それぞれの違いを比較できるところまで示すことができました。 開発手法の選択はなぜ難しいのか? システム開発を進めるための手段には多種多様なものがあり、
こんにちは、dotstudioでライターをしているきき(@kiiiiiki8128)です。 最近では、エンジニアでなくても「IoT」に興味をもつ人が増え、IoT関連イベントへの参加や、IoT初心者向けのWeb記事が多く出されるようになってきました。IoTデバイスの中には、子どもも遊びながらプログラミング学習ができる「ブロックプログラミング」の導入や、クラウド上で簡単に操作できるIoTデバイスも開発されています。 今回は、Wi-Fiに繋げるだけでいつでも・どこでも、操作することができる開発ボード「obniz」を紹介します。 8月4~5日に開催するMaker Faire Tokyoでも販売が予定されているobniz。dotstudioのブログでは、obnizを活用したおもしろハックを紹介しているので、併せてご覧ください! お腹がなる前にobniz!電子工作初心者がおペコ伝達デバイスをつくってみ
チームメンバーが何をやっているかも分からない――そんな現場、会社を改革していくストーリーとノウハウが語られる『カイゼン・ジャーニー』(翔泳社)。Developers Summit 2018では、著者の新井剛氏(ヴァル研究所、エナジャイル)と市谷聡啓氏(ギルドワークス、エナジャイル)による講演が行われ、本書で解説される重要なポイントと両名の経験、考え方が語られた。 ボクが越境できたわけ 1人でも、まずは見える化から始めてみる 新井剛氏が最初に投げかけたのは、プロジェクトや組織、会社でモヤモヤした問題を抱えていないかという一言。具体的には「チームと言いながらメンバー同士で何をしているのか、何が課題か、まったく分かっておらず共有もされていない」という問題だ。 皆さんの中にも、同様の状態に置かれている人がいるだろう。昔は協力しお互いのことを知ろうとしたが、次第に周囲の雰囲気に飲み込まれ、いつしか「
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