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ブックマーク / www.ryuzee.com (36)

  • 【資料公開】目標設定の基本

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2023年5月9日に開催されたNTT Com Open TechLunch #7「エンジニアリングマネージャーと目標設定」の登壇資料を公開します。 このイベントはNTTコミュニケーションズの社内ランチ勉強会を一般に公開しているものです。 ぼくは、NTTコミュニケーションズの技術顧問をしており、顧問業の一環として登壇しています。 多くの組織では、この時期に期初の目標設定を行っているのではないかと思いますが、目標設定の意味や位置づけ、それをどのように使うのか、評価や報酬との関係はどうなるのかといったことについて組織のなかで認識が揃っていることはまれです。 こうなると、人事制度のなかで目標設定をすると決められているのでめんどくさいけどやる、という感じになったり、目標設定が終わったら内容を綺麗さっぱり忘れて、期末になって「あー、そういえば……」みたいなこと

    【資料公開】目標設定の基本
  • SI案件でアジャイル開発を進めるときの勘所

    アジャイル開発に取り組むチーム向けのコーチングや、技術顧問、認定スクラムマスター研修などの各種トレーニングを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください(初回相談無料) みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 10月に発売となった『プロダクトマネジメント - ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける』ですが、まだお読みになっていない方是非よろしくお願いします。 また、ここ数か月新しい書籍の翻訳に取り組んでいて、来年の春くらいには発売になるかと思います。このも楽しいだと思うので是非楽しみにお待ち下さい。 さて、先日、プライベート講演で、SIのコンテキストでアジャイル開発を進める場合に、どのような点に気をつけておくとよいかを話して来ました。 汎用的な内容で読者の方の参考になるかと思いますので、資料を公開しておきます。 以下、資料だけ見てもわからない方向けの解説です。 TL;DR(結論)SI案

    SI案件でアジャイル開発を進めるときの勘所
  • 新規事業とアジャイル

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 新刊『プロダクトマネジメント - ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける』が10月26日に発売になりますので、よろしくお願いします。 先日、プライベートで新規事業とアジャイルに関する短いセッションをしましたので、そのときの資料を共有します (当は1時間かかるものをかなり縮めたダイジェスト版です)。 以下、資料だけ見てもわからない方向けの解説です。 TL;DR(結論)何が分からないのかすら分からないこともある。過度に詳細な計画にしない適切な問題を扱っているか、顧客はいるかが重要顧客が関心を持つのは、自分の課題の解決であり、ソリューションそのものではない仮説と検証の繰り返し急いでたくさん作らない。機能の多さは成功につながらない投資モデルを変える(100打数10安打1ホームランなら上等)アジャイルとはフィードバックサイクルの集合体最初から人が多すぎると

    新規事業とアジャイル
  • スプリント1を始める前にどんな準備をするか

    アジャイル開発に取り組むチーム向けのコーチングや、技術顧問、認定スクラムマスター研修などの各種トレーニングを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください(初回相談無料) みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スクラムでスプリント1を開始する前にどんな準備をしておくと良いかについては、Regional Scrum Gathering Tokyo 2018で話をしたのですが、改めて文章化してみました。 なお、かなり長いので関係なさそうなところは適宜読み飛ばしてください。 1. はじめに1.1 この記事の目的スクラムでは、プロダクトバックログが用意されていて、それを元にスクラムチームでスプリントプランニングを実施し、スプリント期間中毎日デイリースクラムを行い、最後にスプリントレビューとレトロスペクティブを実施することになっています。 つまりプロダクトバックとスクラムチームが存在するところがスタ

    スプリント1を始める前にどんな準備をするか
  • 新しいふりかえりのやり方『闇鍋』

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 ふりかえり(スクラムだとレトロスペクティブ)には、いろいろなやり方があります。 いちばんよく使われているのは、KPTと呼ばれるもので、Keep(続けること)、Problem(問題となっていること)、Try(次にやってみること)に分けて書き出すアレです。他にも、スプリント中の出来事を時系列で見える化して問題を探るタイムラインや、最近生み出されたFun Done Learnといったものがあります。 これらのやり方で難しいのは、以下の3つの点です。 いろいろ出てきた項目のうち、どれに取り組むべきなのかを決めるのが難しい決める過程で、声の大きい人に発言が集中したり、同調圧力的な力が働いてしまうスプリントを繰り返していると選ばれるアクションアイテムが似たものばかりになってしまうそこで、今日は、僕が勝手に『闇鍋』と呼んでいるやり方を紹介します。ここでは1週間ス

    新しいふりかえりのやり方『闇鍋』
  • アジャイルコーチはなぜ1週間スプリントを勧めるのか

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 職業柄スクラムを始めたばかりのチームを支援することがよくあります。 そのような状況で、ロールの明確化や初期のプロダクトバックログの準備とあわせて話題にのぼることが多いのが、スプリントの期間をどうするかです。 そして、多くの場合、1週間スプリントを提案しています。 今回はなぜ1週間スプリントが良いのか見ていきましょう。 1週間スプリントがよい理由1週間スプリントがよい理由を列挙すると以下のようなものがあります。 レトロスペクティブ(ふりかえり)が頻繁にあるので改善が進む計画の精度が高くなる例え失敗しても一週間で済むので実験しやすいベロシティの数字がすぐ出るのでやる気になる中だるみする余裕がない・リズムがよい一週間で収まるサイズのプロダクトバックログアイテムにするので明確な完成を定義しやすい。従ってプロダクトオーナーの受け入れを取りやすいスパイクが必要

    アジャイルコーチはなぜ1週間スプリントを勧めるのか
  • Scrumプロジェクト開始のベストプラクティス #RSGT2018

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2018年1月11日から13日まで開催されているRegional Scrum Gathering Tokyo 2018で登壇いたしましたので、資料を公開します。 今回は、実際にスプリント1を開始する前にどのような準備をしておけばよいかがテーマです。 スクラムでは、プロダクトバックログが用意されていて、それを元にスクラムチームでスプリントプランニングを実施し、スプリント期間中毎日デイリースクラムを行い、最後にスプリントレビューとレトロスペクティブを実施することになっています。またスプリント中の次以降のスプリントの準備としてプロダクトバックログのリファインメントを実施します。 つまりプロダクトバックとスクラムチームが存在するところがスタート地点になっています。 では、これらはどこから出てくるのか、どのように作っていけば良いのか、という話になります。 資

    Scrumプロジェクト開始のベストプラクティス #RSGT2018
  • スクラムガイド2017での変更点の紹介

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2017年11月7日(現地時間)にスクラムのルールブックであるスクラムガイドが更新されましたので、Webinarの資料をもとに変更点をご紹介します。 なお、スクラムガイド自体はこちらからダウンロード可能です。日語訳はさまざまな書籍の翻訳で有名な角征典さんです。以下の紹介に際して、スクラムガイド日語版の記述を引用しています。 実践に際して、大きな影響はあまりないと思いますが、とくに以下の2点が注目だと思います。 デイリースクラムで3つの質問を使うかどうかはチーム次第となった。大事なのはスプリントゴールが完成しそうかどうかを毎日検査して適応することレトロスペクティブ(ふりかえり)で出た項目を、次のスプリントのスプリントバックログに含めること以下、詳細です。 更新内容 スクラムの用途についてスクラムマスターの役割の定義を洗練させたデイリースクラムはス

    スクラムガイド2017での変更点の紹介
  • スクラムで開発チームが自由な取り組みをするには?

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 スプリントをずっと回していると、「いつもスプリントに追われている気がする」「一回立ち止まってゆっくり考えたい」「情報共有ができていない気がするので整理したい」「技術検証をもっとやりたい」「勉強時間をとりたい」といった話を聞くことがあります。 それに対して、どのように対処していくべきか考えてみましょう。 考えられる対応策はいくつもあるので、まずはそれを列挙します(ダメなものも混ざっています) 複数回スプリントを実施したら、1回分のスプリントでは開発チームは好きに活動する(✕)スプリントとスプリントの間に休憩を入れる(✕)フィーチャー開発以外の取り組みを行うスプリントを必要に応じて用意する(△)スプリントのキャパシティを見直して、開発チームが持続可能なペースで働けるようにする(◎)それぞれを順番に見ていきましょう。 複数回スプリントを実施したら、1回分

    スクラムで開発チームが自由な取り組みをするには?
  • 【資料公開】アジャイル開発プロジェクトの始め方

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 これからアジャイル開発を始めるときには、気をつけておいた方がよいことや、実際にスクラムでスプリントを回す前にやっておいた方がよいことが色々あります。 それについて使っている資料がありますので参考までに公開しておきます。 これもやった方がいい、こういう時にはどうするの?などありましたら是非[Twitter](https://twitter.com/ryuzee)などでお知らせいただければと思います。それでは。 SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発著者/訳者:西村 直人、 永瀬 美穂、 吉羽 龍太郎出版社:翔泳社発売日:2020-05-20単行(ソフトカバー):288ページISBN-13:9784798163680ASIN:4798163686

    【資料公開】アジャイル開発プロジェクトの始め方
  • スクラムで依存関係を取り扱う方法

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 コーチングをしていてよく聞かれる質問の1つに、チーム間をまたがる依存関係の管理をどうするか、というものがあります。 これの回答となる素晴らしい記事がTHE QUIET AGILISTというサイトで公開されていました。 著者のRick Cusolitoさんに記事の翻訳と公開を快諾いただきましたので、以下で紹介いたします。 元記事はこちらです。http://www.quietagilist.com/blog/2014/10/16/handling-external-dependencies-in-scrum スクラムの依存関係を扱う3つの実績のある方法 開発チームは機能横断的(クロスファンクショナル)である。インクリメントを作成するスキルをチームとしてすべて備えている。- K. Schwaber and J. Sutherland、スクラムガイド、

    スクラムで依存関係を取り扱う方法
  • 【資料公開】Effective Retrospective (効果的なふりかえり)

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2017年3月18日におこなわれたProductivity Engineering − Forkwell Meetup #4の登壇資料『Effective Retrospective』の資料を公開します。 登壇の時間が20分ですので基的な内容になっていますが、これからふりかえりを始める方やなんとなくいまのやり方がうまくいかないと思う方には役にたつと思います。 もっと詳細が知りたい場合は、アジャイルレトロスペクティブズを一読することをお勧めします。2007年のですがまったく陳腐化していないので参考になると思います。 なにかご質問があればTwitterなどでお知らせください。それでは。 SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発著者/訳者:西村 直人、 永瀬 美穂、 吉羽 龍太郎出版社:翔

    【資料公開】Effective Retrospective (効果的なふりかえり)
  • プロダクトバックログ項目はReadyなものだけスプリントに投入するべきという話

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 プロダクトバックログはスクラムにおける生命線の1つです。 プロダクトバックログが良くないとプロダクトの価値がでなかったり、そもそもスクラムチームとして安定したデリバリーを行えません。 プロダクトバックログでよく起こる問題プロダクトバックログを管理する上でみなさんがよく知っているのは、並び替えをする、という点ですが、これだけではまったく不十分です。 単に並び替えだけをしたプロダクトバックログで、スプリントを始めてしまうと以下のようなことが起こります。 選択したプロダクトバックログアイテムの中身に対してプロダクトオーナーと開発チームの理解が違ってしまうそのためスプリントを開始した後に頻繁にプロダクトオーナーと会話をする必要が出てきてしまい、場合によっては来の要求が別のものであることが判明するもしくは色々会話をしていたら、当初の想定以上に規模が大きいこ

    プロダクトバックログ項目はReadyなものだけスプリントに投入するべきという話
  • 【資料公開】カイゼンの基本

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 2016年9月16日に行われたDevelopers Summit 関西で表題のテーマで登壇してきましたので資料を公開します。 カイゼンについては1日のトレーニングコース(バリューストリームマップ作成含む)を[@haradakiro](https://twitter.com/haradakiro)と提供していますのでご興味のある方は[ご連絡](https://www.ryuzee.com/contact.php)ください。

    【資料公開】カイゼンの基本
  • 【資料公開】カンバンのキホン

    Ryutaro YOSHIBA / Agile Coach, CTO at Attractor Inc. 翻訳者/ Scrum Alliance認定スクラムトレーナー(CST) / 認定チームコーチ(CTC) /書籍→『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』『プロダクトマネージャーのしごと』『エンジニアリングマネージャーのしごと』『チームトポロジー』『スクラム実践者が知るべき97のこと』『プロダクトマネジメント』『みんなでアジャイル』『レガシーコードからの脱却』『カンバン仕事術』『Effective DevOps』他 ご相談はお気軽に!!

    【資料公開】カンバンのキホン
  • 発売のお知らせ:アジャイルコーチの道具箱 - 見える化の実例集

    こんにちは。@ryuzeeです。 既にご存知の方も多いと思いますが、昨日4月13日に新刊の「アジャイルコーチの道具箱 - 見える化の実例集」(Jimmy Janlén著、原田騎郎・吉羽龍太郎・川口恭伸・高江洲睦・佐藤竜也訳)が発売になりましたのでお知らせです。なお、こちらの書籍はLeanpubでの電子書籍(PDF)形式のみでの販売です。 書の内容と特徴は以下のとおりです。 書は、仕事の見える化を進める際に役立つ方法を図と説明つきで96パターン紹介する書籍です。全体で124ページで、各パターンを1ページあたり1つずつ紹介しています。通読するというよりはパラパラと見ながら気になるパターンを探すとよいと思います「見えないものは改善できない」というのがカンバンなどの見える化に共通する基的な考えです。そして見えるようにした後の課題として、どうやってもっと分かりやすくするか、どうやって毎日維持す

    発売のお知らせ:アジャイルコーチの道具箱 - 見える化の実例集
  • 【資料公開】Chef ベーシックトレーニング

    みなさんこんにちは。@ryuzeeです。 これから新たにChefを学ぶ人向けに非常に基的なトレーニングの資料を作ったので公開します。 資料の構成は以下のとおりです。 まずDevOpsの文脈から自動化が必要な背景を説明Infrastructure as Codeについての利点を説明ChefのアーキテクチャChefの用語解説Vagrantで仮想マシンを2台使った一番単純なハンズオン(boxも用意済み)Serverspecを使ったCookbookのテストの書き方(VirtualBoxの仮想マシンの中でDockerを使っています)その他なお、2-3時間でさくっと触りながら全体像を掴むことを目的にしているので、網羅性はありません。 ハンズオン用のVagrantのboxには、あらかじめ、Chef DK(Development Kit)、Dockerなどが含まれており、すぐに触れると思います(ただしb

    【資料公開】Chef ベーシックトレーニング
  • 【資料公開】強いチームの作り方(デブサミ2016版)

    Ryutaro YOSHIBA / Agile Coach, CTO at Attractor Inc. 翻訳者/ Scrum Alliance認定スクラムトレーナー(CST) / 認定チームコーチ(CTC) /書籍→『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』『プロダクトマネージャーのしごと』『エンジニアリングマネージャーのしごと』『チームトポロジー』『スクラム実践者が知るべき97のこと』『プロダクトマネジメント』『みんなでアジャイル』『レガシーコードからの脱却』『カンバン仕事術』『Effective DevOps』他 ご相談はお気軽に!!

    【資料公開】強いチームの作り方(デブサミ2016版)
  • こんなスクラムには気をつけろ!?

    こんにちは。@ryuzeeです。 支援をしている際に、こういう兆候があったら注意して見る、というポイントがいくつかあるので共有します。 あくまで課題発見用のツールなので、マルバツ表を作ってどうこうする、という類のものでもないですし、そうすべきでもありません。 スクラムマスターの人、外部から支援する人は、自分用の確認ポイントを整理しておくと良いと思います。 なお、スクラムを実践すること自体は目的足り得ないので改めて言っておきます。 全体なんでもアジャイルでやろうとするそもそもアジャイルを採用することが目的化しているプロジェクト初期にマイルストーンやスケジュールを決めていない十分にトレーニングを受けていない認定資格をとればそれで十分だと思っている全体の要件やアーキテクチャを考えずいきなりコードを書く予定できることなのに、「アジャイルだから」と予定しないドキュメントを書かない文化や考え方を変える

    こんなスクラムには気をつけろ!?
  • 【資料公開】トヨタ生産方式の基本と考え方

    いまは時間があるので呼ばれればお伺いして相談にのったり、社内勉強会で喋ったりしているのですが、珍しく毛色の違う話をしてきたので資料を公開しておきます(内容は非常に基礎的な話です)。 呼ばれた先でよく言われるのが「スクラムがうまくいっていない」「スクラム的に正しいかどうか分からない」「DevOpsになかなか切り替わらない」といった話なのですが、 そういうのを聞くたびに危ないなぁという感覚を持ちます。スクラムをやるのも、DevOpsな方向に進めるのもビジネス上の目的や課題があるからそうするはず(すなわちスクラムをやるのは目的じゃない。クラウドも同様)なのですが、どうも話が手法やツールに関連する話に閉じてしまう。もしくは当に開発部門が全体の中での一番の問題なのかも分からないうちに、「開発」側だけの観点でみて全体のプロセスを大きくいじくろうとしてしまうケースもあるようです。(仏作って魂入れず、み

    【資料公開】トヨタ生産方式の基本と考え方