会期:平成29(2017)年2月11日(土)~4月9日(日) 神々を祭る〈祭祀〉と神々の物語である〈神話〉とは、神道を理解するうえで欠くことのできないものです。『古事記』『日本書紀』などに記された古代の神話は、仏教の影響を受け、新たな物語や各地の神社の由来を説明する物語(神社縁起)を生み出します。また、〈祭祀〉の行い方や、それをめぐる様々な言説は時代とともに整えられてゆき、なかには変化したものもあります。 〈祭祀〉や〈神話〉は、紙に記されたり、描かれたりして現代まで伝えられてきました。これら古典籍や史料を読み解くことは、各時代の神道を知る有効な方法の一つです。 本展示では、朝廷・伊勢の神宮・神社の〈祭祀〉、古代・中世の〈神話〉とはどのようなものであったか、それら〈祭祀〉と〈神話〉は、どのように関わるのかなどを國學院大學所蔵の古典籍や史料を通して紹介します。 ●企画展 「祭祀と神話―神道入門
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動物集合 Animals, Animals, Animals, From the Museum Collection 展覧会について 展覧会の構成 イベント 開催概要 出品作品リスト 参考図書リスト ツル、カメ、貝、トンボ、オシドリ、犬、タカ、虎、龍、鳳凰などなど、工芸には数え出したらきりがないほどの動物たちが登場し、時として、制作に欠かせない素材や道具にも用いられます。ツルカメは長寿、貝は豊穣、トンボは武運というように、モチーフとなる動物には、もともと願いや祈りがこめられてきました。その意味は時代によって変わることもありますが、根底にはいつでも自然界に生きる動物の形や習性があります。近代において作家は、動物のモチーフがそれまでにもっていたイメージによらない作品を制作するようになりました。素材と技法の特性を生かした造形に挑むなかで、卵殻の小さなかけらは柔らかな毛並みへ、たたいた金属の硬質な
マルセル・ブロイヤーの家具: Improvement for good Marcel Breuer's Furniture: Improvement for good 展覧会について ブロイヤー略歴 イベント 開催概要 出品作品リスト たっぷりとしたクッションや大仰な布張りをすっかり取り除いて、それまでの重々しい椅子のイメージを一新した《クラブチェア B3》(ワシリーチェア)。戦後にパリのユネスコ本部やニューヨークの旧ホイットニー美術館(現・メトロポリタン美術館分館)を手がけ、建築家としても知られるデザイナーのマルセル・ブロイヤー(1902-81)が1925年、23歳で考案した椅子です。 《クラブチェア B3》を発表する以前からすでに、ブロイヤーは自身が取り組んでいるデザインの新しい方向をはっきりと見出していました。それは、過去の様式をつかさどっていた形や装飾の構成要素から脱却し、機能に基
21_21 DESIGN SIGHT では2017年2月17日より企画展「アスリート展」を開催します。 日々の積み重ねや試行錯誤を繰り返し、自己の限界を乗り越えていく「アスリート」。自身と向き合いながら努力を重ねることで生まれる超人的でダイナミックなパフォーマンスは、観る者の心を揺さぶります。アスリートが目標に向かって真摯に取り組む姿には、スポーツのみならず、あらゆる分野で活動する人々へのヒントが数多く潜んでいるのではないでしょうか。 私たちは、普段の何気ない動作のひとつひとつに生じる「反応し、考え、行動に移す」という一連のプロセスに、身体・思考・環境が相互に影響しあった知覚=センサーを張り巡らせています。アスリートは、日々の鍛錬によって身体能力を高めることはもちろん、自らのセンサーの感度を極限まで研ぎ澄ませることで、自身に起こる微細な変化に気づき、順応し、その能力を最大限に発揮すべき瞬間
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