Google Cloud Load Balancerの障害、原因は新機能に含まれていたバグ。テスト時も導入時にも発見できず Google Cloudのロードバランサーが先週火曜日、7月17日の12時17分(米国太平洋標準時夏時間。日本時間7月18日午前4時17分)から約40分のあいだ障害を起こし、Pokémon GOやSpotifyなどGoogle Cloud上で提供されている多くのサービスが影響を受けた件について、Googleは経緯や原因などの報告を公開しました。 報告によると、原因はロードバランサーに追加された新機能にバグがあったことだとされています。 ロードバランサーがバックエンドと通信できなくなる 前述の通り、障害が発生したのは7月17日の12時17分(米国太平洋標準時夏時間。日本時間7月18日午前4時17分)。 主な現象は、Google HTTP(S) Load Balancer
TCPにおける初期接続手順である「3ウェイ・ハンドシェーク」を悪用したサービス拒否(DoS)攻撃。古典的な攻撃手法として知られている。 TCPによる通信の開始処理では、送信元は受信先に対して最初にSYNパケットを送信する。受信先は、これに対してACK/SYNパケットを送信元に返信し、これに対して送信元がさらにACKパケットを送信することで接続が確立される。この接続手順は「3ウェイ・ハンドシェーク」と呼ばれる。LAND攻撃は、この手順を悪用して攻撃を行う。 LAND攻撃では、送信元が最初に送信するSYNパケットに含まれる送信元アドレスを受信先アドレスと同一に細工する。同様にポート番号も細工し、送信元と受信先が同一になるようにする。受信先がこのSYNパケットを受け取ると、送信元のアドレスに対して、ACK/SYNパケットを返信しようとする。ところが送信元アドレスは、受信先(つまり自分自身)のアド
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