このエントリでは、Yegor Bugayenkoによる記事、Seven Virtues of a Good Objectを紹介する。 (Yegorから和訳と転載の許可は得た。) 以下はその全文の和訳だが、意訳超訳が混じっているので、もとのニュアンスを知りたければ元記事を読んでもいいし、読まなくてもいい。 Martin Fowler曰く、 ライブラリは本質的には呼び出し可能な関数の集合で、最近は普通クラス内にまとめられる。 クラス内にまとめられた関数? 失礼を承知で言わせてもらうが、これは間違っている。 そして、これはオブジェクト指向プログラミングにおいて、クラスに対する非常に一般的な誤解だ。 クラスは関数をまとめるものではないし、オブジェクトはデータ構造体ではない。 では、なにが適切なオブジェクトなのか? どれが不適切なオブジェクトなのか? その違いは何か? これは論争を呼ぶ主題ではあるが