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ブックマーク / narukis.hatenablog.com (72)

  • 2015/3/5(Thur)☼~『風に立つライオン』PV~ - 青豆ほーむ

    『風に立つライオン』の予告をみた。能動的ではなく、単純に映画の幕間で流れていたので。実在の医師をモデルとし、制作したさだまさしのシングルを小説化・映画化した話だそうで、なんともめんどくさそうな推移を経てつくられたんだなぁ、と。いやまぁどうでもいいんだけど。 ナレーションで語られる、「サバンナの朝焼け、空を埋め尽くすフラミンゴ……」というセンテンスに思わず爆笑しそうになったのは言わずもがななんだけど、それにしても「空を埋め尽くすフラミンゴ」の言霊力は高い。連想されるビジュアルはヒッチコックの『鳥』だったり、あるいは『バイオハザード3』だったり、なかなか荒唐無稽だ。まぁ実際に画像検索をかけてみると、毒々しさすらある戦慄のフラミンゴの群れが引っかかったりするからすごい。しかし感動はしないよなぁ……。 それと『ガリレイドンナ』の続きを鑑賞中。ネタバレすると5話で人が死ぬ。てっきりパルプ(冒険活劇)

    2015/3/5(Thur)☼~『風に立つライオン』PV~ - 青豆ほーむ
    narukis
    narukis 2015/03/05
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  • 2015/3/2(Mon)☼ ~ソロモンの偽証PV~ - 青豆ほーむ

    『ソロモンの偽証』のPVをみた。美しすぎる凍死体(転落死体だけど)。漂白剤で丁寧に色素を抜いているかのように白くなった死体を眼下に、時は静止してゆく。シュルレアリスム幻想空間が見事に演出されていて、かなりいい感じの画像でした。でも多分観に行かないかな……。いくらなんでもPVで見せすぎだろ……。あのワンカットだけでお腹いっぱいになってしまった。 PVから察するに、事件自体はそこまでたいしたものではない、非常に通俗的なものを扱っており、前述の事件現場の映像や学校内裁判という装置で飾り立て、どうでもよいスキャンダラスな物語を複雑に語るだけの映画なのだろう。……まぁ映画自体見てないし見る気もないから言及はこれまでにしておく。 それはそうと、保存状態の良好な死体は、生理的にダメっぽいのがよくわかりました。

    2015/3/2(Mon)☼ ~ソロモンの偽証PV~ - 青豆ほーむ
    narukis
    narukis 2015/03/02
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  • 2015/3/1(Sun)☂ - 青豆ほーむ

    もう三月に入った。2015年からもう2ヶ月が経過している。1/6だ。歳を重ねるたびに一年が終わるのが早くなる。よりいっそうタイムスケジュールを管理しなければなるまい、って、できたらもうやってる。ちくしょうめ。 最近ホントに老人の悟りみたいな境地に達しはじめていて、ノスタルジィおじさんを名乗るようになった。なので『異国迷路のクロワーゼ』を見ている。パリのガラス製アーケード商店街【ロアの歩廊(ギャルリ・ド・ロア)】を舞台にした作品だ。やはり雰囲気がいい。主人公が営む鉄工芸店にしても、自分とは無関係なモノばかり売っているというのに、何故か目を奪われてしまう。世界に定規をあて、格子を描くように細分化した末にたどり着く場所はきっとパリに違いない。これは誓ってもいい。 行き届いた手入れと気遣い、商品はおさまるべきところにおさまり、利益の問題を超越した、当にそこを必要としている人だけのために用意された

    2015/3/1(Sun)☂ - 青豆ほーむ
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    narukis 2015/03/01
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  • 2015/2/28(Sat)☼ - 青豆ほーむ

    鼻がムズムズする、そうかそろそろ花粉が舞う季節か。まったく、忌々しい。口呼吸に頼らざるを得なくなって、頭が熱をもち、意識がぼんやりしてくる。それでも花粉症でもないやつらと同じような仕事をしなくてはならないのかと考えると、憂な気分になる。 耳鼻科にでも行ってある程度の対処はしていた方がいいのだろうけど、ぼくは病院が大の苦手だ。医師に診てもらう際に、自分がただの物体であることを意識してしまうからだ。冷ややかな雰囲気のある病院は、まるで強制収容所か組み立て工場のように洗練されていて、ここにぼくの居場所はないのだと実感してしまう。それに、頭も育ちも良さそうな医師と事務的であれ、会話していると、自分が恐ろしく惨めで愚鈍な存在であるかのように思えてきて脇目もふらず逃げ出したくなる。ほかの患者がぼくを見る。奇異の視線ではない、物体を品定めするかのような目だ。これも耐え難い。 そんなことより、いまはTV

    2015/2/28(Sat)☼ - 青豆ほーむ
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    narukis 2015/02/28
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  • 『パラケルススの娘』感想。 - 青豆ほーむ

    五代ゆう先生によるダークファンタジー『パラケルススの娘』、今更ながら読了です。刊行されたのは2005年、なんと10年前の作品です。なんでぼくはこんな面白い作品を読まずにこの歳まで過ごしてしまったのか……と過去を嘆いていも仕方ありません。では感想を。 PLOT 跡部遼太郎は路頭に迷っていた。純粋な使命感から荒ぶる霊(ミタマ)の鎮めを担う退魔の一族・跡部家の跡取り息子でありながら、才覚に恵まれず親族たちから疎まれ、遂には現当主である祖母・跡部たか女から日からイギリスへと実質的な追放処分を受けた無力な少年ーー。 唯一自分を慕う、かわいい妹を日に残し、ひとりイギリスのロンドンへ旅立つが、到着して間もなく悪童に全財産と預け先の住所・紹介状を詰めたトランクを盗難される。頼る相手もなく、身を寄せる先もなく、異国の空の下で即日浮浪者となる無力な少年ーー。 茫然自失の彼の目の前に、一匹の異形の猿が現れる

    『パラケルススの娘』感想。 - 青豆ほーむ
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    narukis 2015/02/25
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  • 2015年2/24(Tues)☼~ギルティクラウンとはなんだったのか~ - 青豆ほーむ

    今日も今日とてアニメ鑑賞から始まる一日だ。『機動戦士ガンダム00 2ndSeason』である。定期的に全話鑑賞する作品のひとつで、ほかには『ブレンパワード』や『ラーゼフォン』、以前は『交響詩篇エウレカセブン』も含まれていたが、『エウレカセブンAO』以降は観るのをやめた。その代わりといってはなんだが、『ギルティクラウン』を加えていこうと思う。 『ギルティクラウン』、賛否両論あるが、否定的な見方をする人間が優勢な、いわゆる黒歴史アニメである。この作品を擁護する者は徹底的に無視され、ファンは歯がゆい想い、あるいは憎悪といった悪意を抱きながら、それでも他人に迷惑をかけないようにひっそりとフェードアウトしていくほかに生きる道はない。それは言いすぎか。スマートとは言い難い脚構成や演出で、あえて真っ向から挑んだ青臭い作品とも言える。きわめて好意的に評価しての話だ。『ギルティクラウン』を否定する意見を眺

    2015年2/24(Tues)☼~ギルティクラウンとはなんだったのか~ - 青豆ほーむ
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    narukis 2015/02/24
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  • 2015年2/22(Sun)☂ - 青豆ほーむ

    今日は雨だ。果実のようにぶらさがった洗濯物が風雨で湿っていくのを呆然と眺めている。昨日までの彼らは、きっと日の光を浴びてあたたかな熱を宿し、燦然とした輝きをそこら中へ反射していたはずだ。もちろん洗濯洗剤のCMのイメージからの流用に過ぎないが、それらが雨によって侵されていくのを眺めるのは心地よい。 時間や洗剤、流した水を無駄にしないためにも、さっさと取り込んだ方が良いのだろうが、湿気が多い日はとにかく眠いので、このままにしておく。どうせ濡れても、明日晴れれば乾いていくのだし。 まったく、無精もいいところだ。ちくしょうめ。 責めてくれる相手もいやしないので、自分を愛することに何の罪悪感も持たず執心できてよい。ははは。 それはそうと、今『ガリレイドンナ』と『サムライフラメンコ』を併行して鑑賞中。どちらも(粗はあれど)誠実に創られてはいるものの世間的にはあまりウケなかった作品だ。前者は大雑把に要

    2015年2/22(Sun)☂ - 青豆ほーむ
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    narukis 2015/02/22
    青豆ほーむ更新。日記です。
  • 『灰燼のカルシェール』感想。 - 青豆ほーむ

    最近、「オフビートで硬質なラノベ」というものに餓えていまして、その趣向に合致した作品というものを探していたのですが、漸く出会えました。その作品のタイトルは、『灰燼のカルシェール』。 バラード的終末世界観で、ファンタジーや現実、人種や立場の違いに関係なく、生き残った人間がしばしば見せる、まるで自分が引き起こした過ちの結果であるように振舞う、その一種の謙虚さが作品内に通奏低音のように漂い、死の気配とでもいうべきものが、その静謐で硬質な文章で描かれ、ぼくに人間の善意の在処を教えてくれる。えぇ、大好きです、こういう物語は。 PLOT かつて、都市と蒸気機関は密接な関係を持っていた。生産と発展は同義であり、高度に発達した都市はその象徴にして中心、人間の歴史に恩恵をもたらすのはまさしく蒸気機関の役目だった。 工業のみならず農作業においても機関機械(エンジンマシン)の作業対象であり、19世紀の末には既に

    『灰燼のカルシェール』感想。 - 青豆ほーむ
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    narukis 2015/02/20
    青豆ほーむ更新。
  • 『エイルン・ラストコード~架空世界より戦場へ~』感想 - 青豆ほーむ

    MF文庫より新鋭作家・東龍之介先生による『エイルン・ラストコード』、読了しました。 PLOT これは嘘を真実に、空想を現実に変える、いや変えていった人間たちの魂の物語である。 ーー西暦1999年9月9日、謎の巨大生物が世界108箇所にて同時発生、地球上の生態系すべてを喰らい始める。国際連合は、この正体不明の生物を人類初の敵性生物=天敵と認定。以降、【悪意(マリス)】と呼称する。 マリス発生直後、散発的に勃発する襲撃を、人類が培ってきた文明の粋・英知によって撃退し続け、15年ものあいだ、優勢を保っていたが、2015年、異常な進化を遂げたマリス、【バース7】と名付けられた最初のクイーン種7体が世界各地に出現。IME=無差別物質消去という、その圧倒的な能力を前に無力化され、瞬く間に戦況は覆された。 半世紀あまりで推定12億7000万以上もの生命が奪われ、劣勢に置かれる人類であったが、やがて転機が

    『エイルン・ラストコード~架空世界より戦場へ~』感想 - 青豆ほーむ
  • 『少女人形と撃砕少年~さいかいとせんとうの24時~』読了&久々の更新。 - 青豆ほーむ

    どうも何ヶ月ぶりかの更新です青豆です。いやー書きたくないとか書けなくなったとかそういう「真っ白なディスプレイに向かいあったまま朝を迎える」といった失意や絶望感がないまぜになったような、創作者がよく陥るようなスランプという大層なものでも、「はてなの連中は俺を承認しない」といったブログ開設して間もないく背に承認欲求を充たすことに焦るワナビ、といった様相では決してなくて、単純に、「書くのが面倒くさかったから」の一言に尽きます。まぁ、そんなことはどうでもいいですね。『少女人形と撃砕少年』が思いのほか面白かったのでちょっと何か書こうかなと。 では、感想を。 PLOT 高校二年生の夏休み、人ならざるモノ【自動人形】の動力となる【ヘルメスの心臓】を巡る争いに巻き込まれることになった主人公・乙川春也。自分とパートナーである自動人形シロと共に生き残りを賭けたバトルロイヤルへと身を投じることになるのであった。

    『少女人形と撃砕少年~さいかいとせんとうの24時~』読了&久々の更新。 - 青豆ほーむ
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    narukis 2015/02/14
    青豆ほーむ更新でござる。
  • 『幻惑のディバインドール~Eye Knows Heaven~』感想 - 青豆ほーむ

    新人作家夢澤章先生による『幻惑のディバインドール』、読了しました。ぼくは『ローゼンメイデン』然り、ドールを主軸にしたお話というものが好きなのですが、何故かそういった作品は需要がないのか、少ない。人工知能を搭載したアンドロイドが登場する作品ならわりと見つかるんですけど……ぼくが望むのは『イノセンス』に出てくるような【愛玩人形】として消費できるタイプのドールなので…… PLOT 世界には“いまここ”にある世界ーー【人間界】以外に、二つの世界が存在した。一つは【魔界】、そしてもう一つは【天界】。魔界には【魔人】、天界には【天人】、人間界には【人】が住まい、お互いの領域に干渉することなく、表向きは平穏な時間を送り続けていた…… 天人と魔人の後継者となるべく育成される、人ならざる見習い【ドール】。魔界に住むラシカと名付けられたドールは、自身を構成する素材【奇跡の砂】に、禁忌である人の血を宿し、そのこ

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  • 『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』第Ⅰ巻感想 - 青豆ほーむ

    『おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ!』読了しました。もうすでに完結しているシリーズですが、今更ながら読み始めました。村上凛先生による新シリーズ『オレと彼女の萌えよペン』が気になっていたので、予備知識というか、興味位ですね。略称は『オタリア』だそうです。 PLOT オタクとして過ごした暗黒の中学生活に見切りをつけ、【隠れオタク】として高校デビューを目指す主人公・柏田直輝は、新たな門出となる高校生活初日の朝、自分の理想像である美少女に偶然出会い、心を奪われる。その後、彼女が同じ同級生として三年間を過ごす存在だと知る。がしかし、同年代の女子との恋愛経験はおろか、まともな交流経験も皆無な直輝は、彼女への哀切漂う一方的な片思いに身をやつすのみであった。 そのような生活を送るなか、ふとしたアクシデントにより、直輝はクラス内一を争う美少女で、ビッチなギャルと噂される恋ヶ崎桃に自身の【

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    narukis 2014/12/10
  • 『緋弾のアリア』Ⅸ巻~蒼き閃光~感想 - 青豆ほーむ

    『緋弾のアリア』Ⅸ巻読了しました。 これで現在刊行中の半分を読了したことになりますね。長かったような、短かったよな。わりと読書ペースは順調で、来年3月くらいには何とか追いつけそうです(なんだこの報告は)。……読み進めていけばいくほど、アニメ二期はありえないなと実感する次第です。『とある魔術の禁書目録』も絶望的だしな、もう期待するのはやめておきましょう……。 前巻の感想はこちら。 『緋弾のアリア』Ⅷ巻~螺旋の天空樹~感想 - 青豆ほーむ 待望の理子回、なのかなぁ。ブラドとその娘ヒルダ、世界に残存する吸血鬼たちすべてを屠り(逮捕ね)、これで彼女にまつわるエピソードの大部分を今巻で消化したことになるんですが、やけにあっさりとしていたなぁ……。てっきり一巻丸ごとヒルダ戦に使うのとばかり思っていたのですが、シャーロック・ホームズとの決闘も、そんな感じだったし、もうそういう構成をする作家なのだと割り切

    『緋弾のアリア』Ⅸ巻~蒼き閃光~感想 - 青豆ほーむ
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    narukis 2014/12/05
    青豆ほーむぷち更新。
  • 『エロマンガ先生』Ⅲ巻~妹と妖精の島~感想 - 青豆ほーむ

    高校生ライトノベル作家である兄・和泉正宗と、【妹】と【イラストレータ】、ふたつの顔を併せ持つ相棒・和泉紗霧、二人の兄弟が紡ぐ、伏見つかさ新天地(とは言えない)ラブコメディ待望の第三巻、漸く読了しました。いまのところ所謂「最近のラノベ」に該当する作品で、追従できているのは『エロマンガ先生』のみ。他は後追いのカタチになっちゃってます。いやはや。 “電撃文庫FIGHTINGフェア”にて伏見つかさ先生のインタビュー記事が掲載されていたので、ついでに貼っておきます。気になる作家の記事はきちんとローカル保存しておきましょう! できればプリントアウトも。 Review 夏・合宿・水着、ラブコメ三種の神器をまさかここで使ってくるとは思わなんだ。。。ちなみに今巻は各ヒロインの好意の再確認、つまり総編集的なものです。キャラクターの掘り下げにあてられていると言っても過言じゃないです。 それに加え、山田エルフの真

    『エロマンガ先生』Ⅲ巻~妹と妖精の島~感想 - 青豆ほーむ
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    narukis 2014/11/29
    青豆ほーむプチ更新。
  • 青豆ほーむがススメる水樹奈々ソング3選。 - 青豆ほーむ

    水樹奈々という声優がいる。 ぼくはあまり日常的に声優による声楽や、アニメソングを聴かない。せいぜいYouTubeを巡回し、今期アニメOPを繰り返し視聴するだけで、音楽だけ抜き取って意識的に楽しむことはない。例外はもちろんあるけれど、その場合でも大抵レンタルやダウンロード販売で済ませてしまう。 しかし彼女の場合、新譜やアルバムが出るたびに(『禁断のレジスタンス』は何故か購入する気が起きない)、ちゃんとアマゾンを利用するなり、時と場合によっては店舗予約なりして入手するよう努めている。 なるべくなら色んな声優やアニソンを聴いて、自分の中の感性を養いたいとは日々努力しているのだけれど、しかし残念ながら、ほとんど聴いているうちに飽きてしまって「良い曲だけどな、記憶に留めておきたいと思えるものでもない」と、知人に譲ってしまったり、中古屋に売り払ってしまう。一応言っておくが、これはアニソン界の問題ではな

    青豆ほーむがススメる水樹奈々ソング3選。 - 青豆ほーむ
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    narukis 2014/11/24
    青豆ほーむが更新された。
  • 『さんかれあ』~ゾンビ彼女願望と浅薄なセンチメンタリズム~ - 青豆ほーむ

    『さんかれあ』、鑑賞中です。 PLOT 現実の女の子に興味が持てず、夢は「かわいそうな(かわいい)ゾンビっ娘と恋愛すること」と掲げ、ゾンビを敬愛する高校生・降谷千紘(由来:ルチオ・フルチ)は、溺愛していた飼い・ばーぶの突然の死に向き合えず、実家で発見した《蘇世丸》なる薬品の調合法が記された古文書を手に、夜な夜な隠れ家である廃墟でばーぶの蘇生を試みていた。 そんな五月のある夜、いつもどおり蘇生薬の調合してい千紘は、川向こうの、決して交流することのないお嬢様学校に通う美少女・散華礼弥(元ネタ:『サンゲリア』)が自分を縛り付ける父に対する不満を古井戸に向かって発散するところを目撃してしまう。 《望むことすら許されない願望》という秘密を共有した二人は、禁断の実験を二人だけで行うことを誓うのだが…… Review ゾンビっ娘萌え。萌えという言葉はもはや死語といっても過言じゃないのではなかろうか。き

    『さんかれあ』~ゾンビ彼女願望と浅薄なセンチメンタリズム~ - 青豆ほーむ
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    narukis 2014/11/17
    青豆ほーむ更新
  • 『絶望系』感想~絶望でしか愛を語れない~ - 青豆ほーむ

    谷川流先生の『絶望系』読了しました。個人的な印象としてはラブクラフト作品群を下敷きに、タイトル通り『絶望』を主体とした、涼宮ハルヒシリーズの彼岸に位置する作品、といったところでしょうか。 Review いきなり私事になりますが、初めて読んだ谷川流先生の作品はたしか、『学校を出よう!』だった。この作品はあまり良質な物語であるとは言えないし、『学校を出よう!』というタイトルが示す通りの解放感もなかったんですよね。SF設定的なものも目新しいものは見つからず、正直言って、あまり好きになれなかった。作者の息遣いすら聞こえてきそうな、卓越した技量による文章はなかなか面白かったとは思いますが、だからといって谷川流という作者を意識せざるを得ないような印象は残りませんでした。いやまだ完結していないんですけどね。 ぼくが今や膨大となりつつあるライトノベル作家から、谷川流という作家を切り離し、つまり『作家性』と

    『絶望系』感想~絶望でしか愛を語れない~ - 青豆ほーむ
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    narukis 2014/11/15
    青豆ほーむ更新。
  • 『緋弾のアリア』Ⅷ巻~螺旋の天空樹~感想 - 青豆ほーむ

    『緋弾のアリア』Ⅷ巻読了しました。 PLOT 犯罪組織《イ・ウー》の事実上の崩壊により、均整に保たれてきたパワーバランスも同様に傾くこととなった。そして、勃発した《宣戦会議》により集められた各組織の代表者たちは、規定された古の作法に則り、《師団》と《眷属》に二分される。 自滅に近いカタチとはいえ、《イ・ウー》を壊滅に追い込んだと認識された、遠山キンジ率いる武偵チーム《バスカービル》も必然的に巻き込まれていくのであった…… Review 表紙のヤツ誰だよ。 そう内心でツッコんだ方も多いでしょうが、激しくネタバレを含むのであえてそこには触れません。この時点でネタバレに該当してしまうのでしょうが、もう公式が開き直っているとしか思えないし、何よりパチスロだかパチンコだかで既に内容がダダ漏れているようです。アニメもそこまで進んでいないのに、配役も決まっているようですね。そんなら早く二期やりましょうよ

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    narukis 2014/11/12
    青豆ほーむ更新なう。
  • 『甘城ブリリアントパーク』第Ⅰ巻感想。 - 青豆ほーむ

    いま話題(たぶん)の賀東招二先生による新作『甘城ブリリアントパーク』読了しました。『フルメタル・パニック』シリーズからだいぶ趣向が変わりましたね。ライトノベルに新たな地平を拓いた学園ミリタリーアクションから、夢と魔法と愛に溢れたテーマパーク経営シミュレーションに様変わりした様子。ところどころにパロディや映画ネタ、ミリオタらしい蘊蓄など、適度に賀東先生らしい文章が挿入され、若干置きに行っている感は否めないものの、ファンを裏切らない、安心したつくりになってます。 主人公である可児江西也(元ネタ:カニエ・ウェスト)の頭脳明晰・眉目秀麗・運動神経抜群のラノベ三種の神器を揃えたハイスペックさは、俺様系ナルシストな性格のおかげで鼻につかず、バランスが取れている印象。少なくとも俺TUEEEを回避できているし、優れた魅力をもつキャラクターなのではないでしょうか。アニメ版の内山昂輝という配役もチョイスが良い

    『甘城ブリリアントパーク』第Ⅰ巻感想。 - 青豆ほーむ
    narukis
    narukis 2014/11/10
    青豆ほーむ更新了。
  • 『変態王子と笑わない猫』Ⅰ巻感想~アニメに食われたアイツのアイツ~ - 青豆ほーむ

    どうも青豆ここあです。約一週間ぶりの更新です。はてなブログを始めた当初は、できるだけ毎日更新に努めていたのですが、読者の方から「質を大事にしないと(意訳)」みたいな指摘を受けたので、やめました。だからといって質が向上したわけでもなく、自分の書きたいときに書きたいように書こう、という居直りに落ち着いたわけですが。まあそんなことはどうでもいいですね。 『変態王子と笑わない』一巻読了いたしました。書店の、たくさん積み上げられた作品たちのなかから選択するのは、時間を持て余しているとは到底言えない社会人としては至難の業なので、今回もアニメから購入するものを決めました。ほかには『甘城ブリリアントパーク』なども一緒に購入したので、こちらも読み進めていきます。 で、感想。 あんまり面白くなかったです。第6回MF文庫Jライトノベル新人賞で最優秀賞を受賞、初動売上も2010年の段階では最高を記録し、書店や通

    『変態王子と笑わない猫』Ⅰ巻感想~アニメに食われたアイツのアイツ~ - 青豆ほーむ
    narukis
    narukis 2014/11/08
    青豆ほーむ更新です・・・・・・