テレビの男児向け人気キャラクターの複製衣装を無断で製作、販売したとして、愛知県警一宮署などは25日、同県一宮市小信中島、小児科医師、城後創(47)と茨城県つくば市上ノ室、サーフボード店経営、卯都木陸(41)の両容疑者を、著作権法違反(頒布・頒布目的所持)の疑いで逮捕した。 調べでは、両容疑者は今年5〜6月にかけ、「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のマスク、スーツ、ブーツ、手袋の複製コスチューム1セットを、インターネットオークションで大阪府枚方市の無職男性(38)ら2人に、9万円前後で販売。また、「仮面ライダー響鬼(ひびき)」などの複製衣装計5セットを販売する目的で所持した疑い。 2人は04年、キャラクター衣装の収集や着用してアクションをまねる共通の趣味を通して知り合った。卯都木容疑者が製作し、城後容疑者が販売していたらしい。昨年5月ごろから、約40セットを300万円程で売り上げたと供述している