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食と書評に関するnasuhikoのブックマーク (6)

  • サダム・フセインやポル・ポトのような独裁者は何を食べてきたのか──『独裁者の料理人 厨房から覗いた政権の舞台裏と食卓』 - 基本読書

    独裁者の料理人:厨房から覗いた政権の舞台裏と卓 作者:ヴィトルト・シャブウォフスキ白水社Amazonこの『独裁者の料理人』は、その書名通りの一冊である。カンボジアのポル・ポト。イラクのサダム・フセイン。ウガンダの大統領イディ・アミン。アルバニアの首相エンヴェル・ホッジャ。キューバのフィデル・カストロ──。そうした独裁者と呼ばれることもある彼らにかつて仕えた料理人らにインタビューを行い、彼らが何をべ、何を好み、どのようなコミュニケーションをとってきたのかをまとめている。 最初はそんなに期待しないで読み始めたのだけど、これが大変におもしろい! 独裁者は常に暗殺に怯えるものだが、この世でもっとも使い古されてきた暗殺手段の一つは「毒殺」だ。もちろんそんなことは独裁者側だってわかっているから、毒味役もいるし成分検査が行われることだってある。とはいえ、だから料理人が誰であってもいいという話にはなら

    サダム・フセインやポル・ポトのような独裁者は何を食べてきたのか──『独裁者の料理人 厨房から覗いた政権の舞台裏と食卓』 - 基本読書
  • 土井善晴さん『スヌープ・ドッグのお料理教室』書評|晶文社

    「監房から厨房へ」と帯に謳っている。スヌープ・ドッグというヒップホップ界の超大物らしい――というのはわたしが全然知らなかったからである――ラッパーが、料理書を書いた。アルバム4000万枚、ユーチューブ再生100億回超……とある。養老孟司先生の『バカの壁』が440万部だから、10倍以上の破壊力だ。記載されるレシピはスヌープ・ドッグが生まれながらにべてきたものではない。ボス・ドッグと呼ばれるようになってからの彼の好みは、札束のように天井までおもいっきり積み重ねたパンケーキ。そう、ここに収まるレシピはこれまでべたくてもべられなかったセレブの贅沢パーティー料理、特製ソール・フードなどのプラチナレシピだ。 法律家であり美家であったフランス人のプリア・サヴァランが書いた「美味礼讃」に「あなたが普段からべているものを教えて欲しい。あなたがどんな人であるか、言い当ててみせよう」という言葉を、私は

    土井善晴さん『スヌープ・ドッグのお料理教室』書評|晶文社
  • 衝撃! ペペロンチーノにオリーブオイルを使うのはNGか - エキサイトニュース

    今回紹介する『男のパスタ道』は、「スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」、通称「ペペロンチーノ」について書かれた、ちょっと風変わりなである。 ペペロンチーノは、にんにくと赤唐辛子をオリーブオイルで熱し、茹でたパスタを絡めただけの、ごくシンプルな料理パスタの基中の基と言っていいだろう。普通、パスタレシピといえば、オイル系、トマトソース系、クリームソース系、ミートソース系、冷製……などと、さまざまなバリエーションを紹介するものがほとんどだと思う。しかし書の著書・土屋敦は、それとは真逆のベクトルに突っ走る。そうして完成したのが「たったひとつの料理に14万字を費やした世界一長いレシピ」――つまり書は、まるまる1冊、ペペロンチーノについて「だけ」書かれた、じつに偏執狂的なレシピなのである。 ぺペロンチーノは、チーズやアンチョビといった、パスタ料理によく使われる旨

    衝撃! ペペロンチーノにオリーブオイルを使うのはNGか - エキサイトニュース
  • 『絶対にうまい食べ方』が想像以上に凄い件について : マインドマップ的読書感想文

    絶対にうまいべ方 (中経の文庫) 【の概要】◆今日ご紹介するのは、文庫書き下ろしの、当ブログ的には珍しい「グルメ」。 「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」といった番組を担当されたディレクターの市島晃生さんが、元部下の稲村美紀さんを引き連れて、各店の「美味しいべ方」を指南していきます。 アマゾンの内容紹介から。グルメ番組ディレクターが解明したおいしさの方程式とは?放送業界人御用達の「東京の名店」から「お弁当」「ビュッフェ」を舞台に、あらゆる事に応用できる「絶対にうまいべ方」を紹介。 なお、タイトルは「ホッテントリメーカー」作……って、実際に「想像していたのと違った」という意味では、確かにスゴかったですw いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.築地「豊ちゃん」カキフライのあたまライス 「カキフライのあたまライスカレーがけ」は、この「リズム」を意識した注文方法です。カレー

  • 世にも悲惨な天ぷら定食・・・グルメマンガ短編集「天食」

    やっぱり男は冷えたイモ天よ! こんにちは、J君です。最近3回に1回は孤独のグルメがらみのレビューをしている気がしないでもない今日この頃です。9月には孤独のグルメCDも出るらしいですし、なにかと話題に事欠かないですが、今宵も孤独のグルメ関連作のレビューです。 今回レビューするのは「天」というマンガの短編集です。天とはすなわち天ぷら定のことなのですが、この作品に出てくる天ぷら定の悲惨さは想像を絶するものでした・・・。 「天」の作者は泉昌之(孤独のグルメ原作者の久住昌之先生と泉晴紀先生のユニット名)です。当サイトでは以前「芸能グルメストーカー」という作品をレビューいたしましたが、こちらは女性タレントの行きつけのお店を訪問してあれこれ妄想するというグルメマンガ界随一の変態さを誇る内容なのですが、これもまた泉昌之作品でした。また、野武士のグルメも文章は久住先生ですが表紙イラストは泉晴紀先生

    世にも悲惨な天ぷら定食・・・グルメマンガ短編集「天食」
  • マーケる?: うつっぽい人必見【書評】『「うつ」は食べ物が原因だった!』

    << 「Androidケータイ」HT-03Aに触ってきました | TOP 2009年07月13日 うつっぽい人必見【書評】『「うつ」はべ物が原因だった!』 最近読んだの中で一番「これは!」と思ったし、実際に効果を実感できているので気合を入れてご紹介。 はじめに言っておくと、僕は4年前くらいからうつで落ちたり上がったりを繰り返しているのですが、ここ最近はこのに書いてあるようなことを実践して、ホントに調子が良くなってます。まあ他に色々要因はあるかもですが。 「うつ」はべ物が原因だった! (青春新書INTELLIGENCE)posted with amazlet at 09.07.12溝口 徹 青春出版社 売り上げランキング: 489 Amazon.co.jp で詳細を見る こので紹介しているオーソモレキュラー療法の創始者の一人である、カナダの精神科医エイブラム・ホッファー博士は、わ

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