うっ、色がちがう……。そんな経験は一度や二度ではない。さんざん時間をかけて加工したRAWデータが、いざプリントアウトしてみると見るも無惨な色味。ディスプレイと印刷でどうしてこうも色味が異なるのか。さすがに辛抱たまらずキャリブレーションに手を出すことにした。といっても、本格的なカラーマネージメントは難しそう。そんなわけでgretagmacbeth社のお手軽キャリブレーションツール「huey」を導入してみた。 hueyは数あるキャリブレーションツールのなかでも特に安価な製品だ。実売1万4千円程度で、恒陽社が国内代理店になっている。市川ソフトラボラトリーがSILKYPIXとバンドル販売しているので、知る人ぞ知るといったアイテムだ。プロフェッショナルユースのカラーマネージメントは、難しい上にキャリブレーション対応モニタや高価なキャリブレーションツールが必須。さらにプリンタとのキャリブレーションも必