知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう 政府は田母神航空幕僚長の更迭で決着ををつけようとしているが、田母神幕僚長は、航空自衛隊幹部学校幹部会発行の『鵬友』に「航空自衛隊を元気にする10の提言」という論文を平成15年から平成16年にかけて発表をしている。そこには、特異な歴史観、情報公開に対する嫌悪感などが充ち満ちている。彼が航空幕僚長に任命されたのは平成19年、自衛隊での情報公開請求者のリストアップ問題が明らかになった後だ。それにもかかわらず、このような人物を航空自衛隊のトップに据えること自体、自民党・公明党の「本音」を表しているというほかない。また、いったい、防衛省記者クラブの記者は、田母神幕僚長が任命される際に、なぜ、このような論文を書いている人物であることを大きく報道しなかったのか?いまになって騒ぐのもよいが、自らの監視