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ブックマーク / ohnosakiko.hatenablog.com (2)

  • 日本の純愛史 12 『東京ラブストーリー』のウケた理由 -90年代初頭(1) - ohnosakiko’s blog

    「トレンド(先端)」という言葉が流行語となった八十年代後半は、一方で、価値観の多様化とか相対化などという言葉も、メディアで飛び交った時代である。 あれもあり、これもあり、それもあり。つまり何でもありだが、コレ!と言える「軸」や価値基準は曖昧。そんなもの別になくていいんじゃないの?無理して決めなくても「トレンド」をネタとして楽しんでれば。そんなお気楽で斜に構えた雰囲気が横溢した時代でもあった。 そういう茫漠とした状況に耐えられなくなった時、人はどこに向かおうとするのか。「なにか確固たるもの」、つまりベタなものである。 「確固たるもの」はそのへんには転がっていないので、過去に遡ることになる。「日人」「伝統」「家族」。コンサバな人はそっち方面に落ち着いた。「からだ」「」「自然」。エコ体質な人は、そちらに傾倒した。 しかしそんなものにアイデンティティを見いだせない人は、どうしたらいいのか。「メ

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  • 赤名リカとAV女優、ヘアヌードが「破壊」したもの、「破壊」できなかったもの - その1 - ohnosakiko’s blog

    なぜ「ある日とつぜん、綺麗な女の子たちが、アダルトビデオに出るようになってくれた」のか。 - 消毒しましょ! これに乗っかって書くとまた「大野さんはオレのエントリが珍しくブクマ数を稼ぐと、自分は綺麗な女の子ともアダルトビデオとも全く無関係であるのに大喜びで駆けつけて自分のエントリの宣伝を始める」とか言われそうで厭なのだが、『東京ラブストーリー』を初めとしたドラマ分析を「面白いけど長過ぎる」と編集者にバッサリ切られて臍を噛んだ覚えのある者としては、一言(以上)言いたいことがあるので書かざるを得ない。長くなるので二回に分ける。 主に80年代を検証する『若者殺しの時代』(堀井憲一郎、講談社現代新書、2006)は、20〜30代の若い世代にとっては「なるほど、そういうことだったんだ」といった発見がたくさんあって面白いだろう。私などは58年生まれの著者と同世代なので、「ああそうだったな」「うわ懐かしい

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