アフリカ東部“最悪”の干ばつに 7月13日 17時7分 国連のパン・ギムン事務総長は、アフリカ東部で過去数十年で最悪の干ばつが続いており、およそ1100万人が生命の危機にさらされているとして、国際社会に早急な支援を呼びかけました。 アフリカ東部のソマリアやケニア、エチオピアなどでは、ことし3月からの雨不足によって、過去数十年で最悪の干ばつが続いており、幼い子どもを中心に栄養失調やコレラなどの伝染病の被害が報告されています。最も被害が大きいソマリアからは、今月に入っておよそ2万人が隣国のケニアなどに逃れているということで、今後、伝染病が周辺地域に拡大することも懸念されています。こうした状況を受け、国連のパン・ギムン事務総長は、12日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、「アフリカ東部でおよそ1100万人が生き延びるために、緊急の支援を必要としている。危機がこれ以上深刻にならないよう、国連の各