第一次大戦時のドイツ艦「グラーフ・フォン・ゲッツェン」、いまだ現役 AFPBB News 2月20日(金)16時49分配信 【2月20日 AFP】世界で最も古い船の一隻である貨客船「MVリエンバ(MV Liemba)」はタンガニーカ湖(Lake Tanganyika)上を運行し、タンザニアとザンビアを結んでいる。農産物やトウモロコシ、最大600人までの乗客を運ぶ湖周辺の住民にとって重要な交通手段となっている。 船長によると、この船は現在の安全な交通手段としてだけでなく、タンザニアの歴史においても重要な存在だという。 今から101年前の1913年、この船はドイツで建造され、5000個の箱に分割して当時ドイツの植民地であったタンザニアに運ばれた。当時の名前は「グラーフ・フォン・ゲッツェン(Graf von Gotzen)」。アフリカ東部戦線でドイツ軍の艦船として就役したが1916年、この船