憲法記念日の3日、東京都内で開かれた護憲派集会で、共産党の志位和夫委員長がマイクを握り、「安倍晋三首相に憲法を語る資格などありません」などと訴えた。発言の詳報は以下の通り。 ◇ 「熱い連帯の挨拶を送ります。安倍9条改憲の問題を自ら告白したのが、自民党が昨年の党大会でまとめた条文案です。これには2つの大問題があります。第1に9条2項の後に、前条の規定は自衛の措置をとることを妨げないとして、自衛隊の保持をうたっています。そうなると、2項の制約が自衛隊に及ばなくなります。2項が残ったとしても立ち枯れとなり、死文化されてしまいます。しかし、私たちの9条を9条たらしめている9条の命は、2項にこそあるのではないでしょうか」 「戦後の自衛隊は、ただの一人の外国人も殺していないし、ただ一人の戦死者も出していません。9条2項のおかげではないですか。安倍首相は『自衛官の子供が悲しむ』と言って9条に自衛隊を書き
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