昨年度に倒産した企業の数は、深刻な人手不足などの影響でリーマンショックが起きた平成20年度以来、9年ぶりに前の年度を上回りました。 倒産件数が前の年度を上回るのはリーマンショックが起きた平成20年度以来、9年ぶりです。 業種別では「サービス業」が6%増えたほか、「小売業」が3.8%増えました。 これは人手不足で人件費が高騰したり求人難となったりしていることや、消費者の節約志向が根強く続いていることが影響しているとしています。 特に人手不足が理由で倒産した企業の数は44%も増えて114件に上り、この5年間で最も多くなったということです。 これについて調査会社では「人手不足が企業業績に与える影響は無視できなくなっており、経営計画の再構築や新たなビジネスモデルを生み出す必要が出てきている」と話しています。