【新華社自貢8月17日】中国四川省自貢市の自貢鳳鳴通用(ゼネラルアビエーション)空港でこのほど、無人機メーカーの四川騰盾科創が独自に開発した国産大型双発無人輸送機が初飛行に成功した。同機は翼幅16.1メートル、高さ4.6メートル、実用上昇限度7千メートル、最大航続距離2千キロで、12立方メートルの積載スペース、2トンクラスの商用積載能力を持つ。国内市場ニーズに合わせて開発した、全国最大で完全国産化を実現した無人輸送機となっている。 初めての飛行テストは約20分間で、飛行中に全てのシステムが正常に作動した。 大積載量、大スペースに加え、積み降ろしが容易で信頼性や安全性にも優れ、高度なスマート化という特長も備える同機は、中国の航空貨物輸送の発展に新境地を開き、「低空経済」(低高度を飛ぶ有人・無人航空機を活用した経済活動)におけるスマート物流の新業態構築を支える。(記者/薛晨)