数多くの雑誌を所蔵する民間が運営するアーカイヴである「大宅壮一文庫」が経営危機らしいということで、ウェブ上で話題になっています。 公益財団法人なので財務諸表を公開していますね。直近のP/Lを見てみても、たしかに赤字です。 B/Sを見るとキャッシュが2.2億円くらいあり、前年から1700万円ほど減っていますが、まったく同じペースでただただ現金が減っていき何も手を打たなければ13年くらいで底をつきそうです。 (なおP/L上は直近では4300万円赤字だそうですが) 公益財団法人の財務のきまり、どうなったら畳まないといけなくなるのかといったことは、よく知りませんが、そのあいだに手を打てればよいと。 いち利用者として大宅が雑誌図書館としていかにだめかということはわかりますので、いくつか利用者離れの原因をさぐってみたいと思います。 便利なのは検索システムWeb OYA-BUNKOだけであり、それはほか
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