話せる図書館、利用者倍増/飲食しながら学習や読書OK/福工大が改修 2016年01月14日 23時00分 ファミリーレストランのようなテーブルとソファ、モニターを備えたコーナーもある福工大の図書館 写真を見る 福岡市東区の福岡工業大が昨年10月下旬、本部棟3~5階の付属図書館を全面改修し、3階フロアのほとんどを話し合いや軽い飲食ができるようにしたところ、入館者数が2倍以上に増えたことが分かった。「図書館は静かに読書や学習をする場所」というイメージを一新し、学生がそれぞれの目的に応じて自由に使える空間にしたことが、利用を促進しているようだ。 同大によると、改修で最も変化したのが3階。以前は飲食や私語は基本的に禁じられていたが、改修後は声を出して行うグループ学習やプレゼンテーション、話し合いなどができるエリアを随所に設け、ペンで書き込めるホワイトボードや、プロジェクターとスクリーンなどの設備