■ 金子さんはこの研究拠点でどのような研究をされているのですか? 日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点において、私は静止画によるデジタル・アーカイブの研究を行っています。「デジタル・アーカイブ」とは、文化財などのオリジナル・コンテンツをデジタルデータの形で恒久的に保存し、活用していく活動です。私は実際に日本文化関連のデジタル・アーカイブを構築する実務と、どのように構築していくべきかという方法論や体制の整備を追及する研究の両方を行っています。21世紀COEプログラムの中でも、デジタル・アーカイブは研究活動の核となっていましたが、今回の「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」では、21世紀COEプログラムの成果をさらに発展させ、より高度で専門的なデジタル・アーカイブ活動が展開されるのではないかと思います。 では、実際にデジタル・アーカイブがどのように役立つのかというと、例えば日本の研究
2019年7月15日 教員紹介ページ、歴代教員ページを更新しました。 2018年6月5日 専攻科目、実りある学びのために、学位論文ページを更新しました。 2017年10月1日 歴代教員ページを追加しました。 2017年9月25日 教員紹介ページを更新しました。 2016年11月15日 ウェブサイトを全面更新しました。
1.日本史研究入門とは? [大学における日本史研究] 高校までの日本史の学習は、教科書の叙述に従って歴史の流れをつかみ、基本的な歴史的事項(事件・人物等)について理解・記憶することが中心だったと思います。それに対して、大学での日本史研究は、自分たち自身で史料を蒐集し、それらを分析しながら自分たち自身の歴史像を構成することが求められます。高校までは、教科書に書かれていたことがらが、そのまま日本史の内容であったのに対して、いわば自分たち自身で日本史の内容を検証し、再構成していくことが求められているのです。この結果、教科書に書かれていることやこれまで常識とされてきた歴史の見方が修正されることも、しばしばあります。というよりも、むしろこれまで自分たちが身につけてきた歴史的常識や歴史像をまず相対化することが重要です。高校までの教科書は無論のこと、他人の著書をそのまま鵜呑みにするのではなく、それ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く