人質となった後藤健二さん。昨年の10月24日にシリアのアレッポで撮影された写真 Photo by Ahmed Muhammed Ali/Anadolu Agency/Getty Images) 政府は事件に関する余計な国会答弁は不要 今回のように当事者と国民がインターネットで情報をやり取りすると、間に立つメディアの役割が問われる。 今週は国会がはじまる。会期は6月24日までの150日間だ。 イスラム国による邦人拘束・殺害事件が議論されるだろう。当初、身代金目的とも思われたが、湯川さんが殺害され、身代金ではなく、ヨルダンに拘束されている死刑囚との人質交換と急転回してきた。 24日の真夜中、ネット上で、後藤健二さんと見られる動画がアップされた(その動画はいろいろなサイトで掲載、削除されているが、例えば、https://www.youtube.com/watch?v=CfTLJ