厳しい暑さが続くなか、家庭で飲む缶ビールの売れ行きが好調ですが、この夏は、景気回復の期待感も加わって「外国産」や「地ビール」といった値段の高いビールの販売が大きく伸びています。 観光地などで販売される「地ビール」を扱うスーパーの「成城石井」では、330ミリリットルで399円という茨城県の酒蔵が作ったビールなど、300円から400円程度の「地ビール」の売り上げが伸びています。 先月の売り上げは、そのほかのビールがほぼ前年並みであるのに対して、各地の地ビールは1年前よりも30%増えました。 20代の男性客は「これまでは100円台の安いものを買っていましたが、最近は高級ビールを飲みます」と話していました。 一方、デパートの「そごう・西武」では、国産のビールと比べて価格が2倍から3倍になる「輸入ビール」の売れ行きが伸びています。 西武池袋本店の場合、先月の輸入ビールの売り上げは、1年前と比べおよそ