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ブックマーク / nippondanji.blogspot.com (48)

  • MySQLコミュニティ騒然!MySQL 5.5.4が与えるインパクト。

    先週、MySQL Conference & Expo 2010が開催され、盛況のうちに終了した。カンファレンスに合わせる形で、MySQL 5.5.3および5.5.4がリリースされたのだが、これが目を見張るような進化を遂げている。特に性能面での進化には目を見張るものがある!Jeremy ZawodnyやMark Calleghanといったコミュニティの重鎮たちも「非常にエキサイティングなリリースだ!」などと表して歓迎の意を表している。 というわけで、日はMySQL 5.5.3/5.5.4の新機能および変更点についてレビューしてみよう! おさらい。 〜 MySQL 5.5の既存の機能 〜MySQL 5.5が登場したとき、その新機能については以前にもエントリで紹介したが、ここで改めておさらいしてみよう。MySQL 5.5は、正確にいうと現在最新バージョンであるMySQL 5.1の「次の次」のバ

    MySQLコミュニティ騒然!MySQL 5.5.4が与えるインパクト。
  • 凄いヤツがやって来た。その名もWePad。i?いいえ、Weです。

    少し前からiPadの対抗馬として注目されていたWePadであるが、誰もがまず思うのはそのネーミングセンスだろう。アップルが「I」ならこちらは「We」かよ!的な。そんなちょっと人を(アップルを?)おちょくったようなネーミングセンスのデバイスだが、YouTubeにアップされているデモ動画を見たところ、すっかり心を奪われてしまった。これは凄い!! まずはこちらの動画を見て頂きたい。 WePadのUIを操作するデモ(ここではマウスが使われているが、実際にはタッチで操作することになるだろう)だが、このデモでは主にホーム画面の使い方が分かる。縦横無尽に並べられたガジェット。それをスライドしながら一覧できるホーム画面。ホーム画面を見れば「このタブレットで何が出来るのか?」が分かり、必要な機能(=アプリ)に素早くアクセスすることが出来る。 Android携帯でもホーム画面に様々なガジェットを配置することが

    凄いヤツがやって来た。その名もWePad。i?いいえ、Weです。
  • たった3秒でInnoDBのデータローディングが快適になるライフハック

    MySQLに限った話ではないが、データベース管理システムに大量のデータを投入するのは時間が掛かり大変苦痛を伴う作業である。劇的に効能があるわけではないが、MySQLを利用しているとき、特にInnoDBを使っている場合にはデータの投入を高速化するためにいくつかテクニックがあるので紹介しよう。皆さんの作業時間が短縮され、少しでも早く帰路に着いたりサービスインさせたりという形でお役に立てれば幸いである。ちなみに、タイトルはネタであるのだが、もし当に3秒で以下の全ての設定を行えた人が居たら教えて頂きたい! ログファイルサイズの調整データ投入時に限った話ではないが、ログファイルサイズを調整するのは更新性能にとって非常に重要なファクターである。バッファプールのサイズが重要なことに代わりはないが、同じぐらいログファイルのサイズも重要である。InnoDBはログファイルを使い切ってしまうと、バッファプール

    たった3秒でInnoDBのデータローディングが快適になるライフハック
  • 漢(オトコ)のコンピュータ道: InnoDBでCOUNT()を扱う際の注意事項あれこれ。

    InnoDBを使うとき、MyISAMと比較して度々やり玉に挙げられるポイントとして「COUNT()が遅い」というものがある。確かにInnoDBにおいて行数を弾き出すのにはテーブルスキャンが必要なのだが、そもそもMyISAMのCOUNT()が速い(テーブルの行数を保持してる)のが特殊なのであって、InnoDBが遅いわけではないのである。とはいえ、高速なCOUNT()については需要が多く、この問題には多くの人取り組んでおられるようだ。しかしながら、COUNT()のチューニングについては未だ語られていない点があるように見受けられるので、今日はCOUNT()のチューニングについて解説しようと思う。 COUNT(*)、COUNT(col)、COUNT(1)の違い基的なことではあるが、COUNT(*)とCOUNT(col)では意味が異なるため、異なる結果が返される場合がある。COUNT(*)はフェッ

    漢(オトコ)のコンピュータ道: InnoDBでCOUNT()を扱う際の注意事項あれこれ。
  • そろそろMySQL Workbench 5.2についてひとこと言っておくか。

    MySQLといえば、コマンドラインで操作するしかできないようなイメージが世間では定着してしまっている気がするのだが、実はちゃんとGUIも存在する。 MySQLはかねてより(MySQL AB時代から)オフィシャルなGUIツールとして、管理ツールとしてMySQL Administrator、SQL文を編集&実行するためのQuery Browser、そして他のRDBMSからの移行ツールであるMigration Toolkitという3つのツールを提供していたのだが、先日それらのツールに対して開発終了のお知らせが出てしまった。 オフィシャルなGUIツールはもう無くなるのか?!!と思ってしまわれるかも知れないが、どうか焦らないで頂きたい。 現在、MySQLが提供するGUIツールとして活発に開発が続けられているものとして、MySQL Workbenchというものがある。このツールは、ビジュアル的に(実体

    そろそろMySQL Workbench 5.2についてひとこと言っておくか。
  • 語り尽くされたことを改めてブログに書くことの意義。その2

    前のエントリでは「なぜありふれた技術に関する記事を改めて書かなければいけないのか?」ということについて、次の4つの観点から語ってみた。 大事なことはより多くの人の目に止まるようにしなければならない。 ひとつの技術を別の角度から描くことで、様々な視点で見る機会をもってもらう。 情報を加工することで、新たな価値を創出することができる。 発信するという行為は自らの糧となる。 今日は別の角度から「既に多方面で語られていることを改めて書く」ことの意義について、さらに語って見ようと思う。 その技術を理解している人がどれだけ居るのか。そもそもであるが、SQLインジェクションについて理解している人がどれだけ居るだろうか?SQLインジェクションがどのような仕組みなのかということについては、データベースを使って開発をする全てのエンジニアが嗜むべき知識であるが、その事についてちゃんと理解している人がどれだけ居る

    語り尽くされたことを改めてブログに書くことの意義。その2
  • 違いが分かるエンジニアのためのMySQL/InnoDB/ZFSチューニング!

    明けましておめでとうございます。今年もコンピューター道に邁進して参りますのでよろしくお願いします! さて、今年一発目のネタはMySQL利用時におけるZFSのチューニングについて取り上げようと思う。Solarisに搭載されている機能の中でも最も注目度の高いものの一つであるZFSであるが、MySQLのバックエンドとしてはあまり利用されていないように思う。(そもそもSolarisのユーザー数自体がそれほど多くないという話もあるが。)ZFSは優れたファイルシステムであり、ファイルシステム自体にスナップショット機能が搭載されていたり容量の限界に先が見えない(充分すぎるほど余裕がある)といった管理上のメリットがあり、DBAにとっては垂涎のファイルシステムであると言える。(Linuxで利用出来ないのが難点だが、ZFSを使うためにSolarisを使うのもアリだろう。) MySQL利用時におけるZFSのチュ

    違いが分かるエンジニアのためのMySQL/InnoDB/ZFSチューニング!
  • MySQL Cheat Sheet 1.0

    5 コメント: hika69 さんのコメント... MySQL Cheat Sheetのリンクが切れているようです。ほしいです! 2011/04/02 12:54:00 Mikiya Okuno さんのコメント... Hikariさん、 今引越しをしたところで、まだ鯖を配備し終えてないのです。今しばらくお待ちを! 2011/04/04 14:43:00 Mikiya Okuno さんのコメント... Hikariさん、 おまたせしました。ダウンロード可能になりました。 2011/04/09 0:05:00 Unknown さんのコメント... このコメントは投稿者によって削除されました。 2016/07/21 17:48:00 Mikiya Okuno さんのコメント... すみません。文中でリンクしているサイトは、ドメイン切れのため消失してしまいました。下記のリンクをご利用ください。

    MySQL Cheat Sheet 1.0
  • MySQLバックアップ頂上決戦!! LVMスナップショット vs InnoDB Hot Backup

    スナップショットを使えばとある瞬間のディスクやファイルシステムのデータをいつでも後から参照することができる。しかもスナップショットの作成は一瞬だ。スナップショット機能を活用すれば最強のオンラインバックアップソリューションが出来るだろう。 しかし、スナップショットでバックアップを取るなんて危険な操作じゃないのか?!と不安に思われる方もいらっしゃるかも知れない。MySQL Serverが稼働中にいきなりデータだけをとってくるのだから、そのような疑問を持たれるのは頷ける。しかし仕組みさえ分かればスナップショットによるバックアップは怖くないということが分かるはずだ。そこで、まずはスナップショットによるバックアップの仕組みについて説明する。スナップショットを取る際の要件は次の通りである。 全てのデータを単一のボリュームに置くこと。つまり、一回のスナップショット操作でバックアップが取れることだ。 ディ

    MySQLバックアップ頂上決戦!! LVMスナップショット vs InnoDB Hot Backup
  • MySQLに纏わる10の都市伝説

    誰の口から飛び出したのかは定かではないが、巷ではMySQLにまつわる様々な「都市伝説」がまことしやかに囁かれているようだ。恐らくMySQLに対する理解が低い人や、MySQLがあまり好きではない面々によってFUDっぽく言われているのだと思うが、世の中にはそのような「都市伝説」を真に受けてしまう人が居るのもまた事実であである。MySQLにおける昨今の開発スピードには目覚ましいものがあり、MySQLは性能・安定性・使い易さ共に進化し続けている。(特に先日リリースされたMySQL 5.5は性能・安定性・使い易さを両立している優れたバージョンだ!!)しかし「都市伝説」で語られることは総じて「MySQLはダメな子ちゃん」であるという烙印を押すものばかりであり、MySQLerとしてはそのような言われ無き汚名を全身全霊をもって晴らさなければならない使命を背負っている。そこで、今日はMySQLについて語られ

    MySQLに纏わる10の都市伝説
  • MySQL 5.5 厳選リンク集

    現時点で出てきているMySQL 5.5関連の(MySQL 5.5の新機能を理解するのに役立つ)ページをまとめておくので参考にして頂けると幸いである。 ダウンロード MySQL 5.5 Download http://dev.mysql.com/downloads/mysql/5.5.html 何はともあれまずはダウンロード! マニュアル関係 Changes in MySQL 5.5.0 (Not yet released Milestone 2) http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/news-5-5-0.html MySQL 5.4.3からの変更点やバグ修正などはこちらで確認。 MySQL 5.5.0-m2 リリース! - MyNA http://www.mysql.gr.jp/frame/modules/news/article.php?stor

    MySQL 5.5 厳選リンク集
  • MySQL 5.5登場

    MySQL 5.5がリリースされた。「えっ?!この前5.4をリリースしたばっかりでしょ?!まだ5.4すら使ってないよ!!」と驚かれた方はご安心を。これは開発リリースモデルが変更されたためで、MySQL 5.4はこれでいったん開発終了して今後の開発はバージョン5.5をベースにして継続されることになる。バージョン5.4も5.5も「マイルストーンリリース」(以下MR)という位置づけであり、GA(正式リリース)版ではない点に注意して頂きたい。MR版の位置づけは次のようなもの。 品質的にはRC(リリース候補)版と同レベル(従ってほぼ安定している) 3〜6ヶ月ごとに新しいバージョンが出る 新しいMR版では機能が追加されることになるが、RC版と同レベルまで安定した機能だけが追加の対象になる MR版へ追加する予定の機能については別のブランチで開発が進められる 12〜18ヶ月ごとにMRのうち一つをGA版へと

    MySQL 5.5登場
  • サポートエンジニアが経験から語る、論理的文章によるコミュニケーションのススメ

    俺はこれまで一貫してIT業界エンジニアとしてのキャリアを進んできたのだが、これまでのキャリアでもう一つ一貫していることがある。それは、ずっとサポートエンジニアであるということだ。実はサポート職というのはかなり論理的なコミュニケーションを必要とする職種であり、如何に論理的な文章を上手に書くかということが、如何に良い仕事をするか(短い時間で成果=顧客満足度を得られるか)ということに繋がるという側面がある。(もちろん高い技術力が必要なのは言うまでもないが。)サポートエンジニアはメールや報告書という形で日々論理的な文章を書かなければならないので、サポートの経験を重ねることによって論理的にコミュニケーションをする能力というのは徐々に磨かれよう。しかし、論理的にコミュニケーションをするというのは意外と皆出来ているようで出来ていないし、筋が悪いといつまで経っても身につかないこともあり、上手にお客さんを

    サポートエンジニアが経験から語る、論理的文章によるコミュニケーションのススメ
  • 一家に一冊。あのオプションなんだっけ?と思った時のために備えて。- #書評_ - MySQL全機能バイブル

    著者鈴木啓修様より献御礼。(←一度言ってみたかったw) 書は鈴木氏の前著である「MySQL全機能リファレンス」からのアップデートであるが、この度は最新バージョンであるMySQL 5.1対応になっての登場である。 今の時代、一家に一台テレビがあるように、はたまたパソコンがあるように、いやいや冷蔵庫があるように、一家に一冊書があってもいいのではなかろうか。MySQLがオフィシャルに提供しているリファレンスマニュアルを除いて、MySQLをここまで網羅的に解説している書籍を私は知らない。その網羅性は目次だけで13ページも費やしていることからも、容易に想像出来ることだろう。 もくじを見ただけでもその網羅性がよく分かるだろう。このもくじを書いただけで既に腕がつりそうである。 Chapter 01 イントロダクション ■■ 概要 1-01 MySQL™とは 1-02 MySQLの概要 1-03 デ

    一家に一冊。あのオプションなんだっけ?と思った時のために備えて。- #書評_ - MySQL全機能バイブル
  • MySQL Clusterが苦手とするJOINを如何にして克服するべきか。

    シェアードナッシング型の負荷分散機能を持ち、なおかつ同期レプリケーションによるHA機能まで備えたMySQL Cluster最大の弱点といえば、JOINの遅さであろう。MySQL ClusterのJOINは偽りなく遅い。JOINを多用するアプリケーションでMySQL Clusterを利用するのはある意味マゾヒスティックな行為であると言えよう。何故MySQL ClusterはJOINが遅いのか?それはMySQL Clusterが分散データベースだからである。 ご存じの通り、MySQLにおけるJOINのアルゴリズムにはNested Loopしかない。他のストレージエンジンを利用していればそれでも十分実用に耐えうるぐらい高速なのだが、MySQL Clusterの場合はそうはいかない。JOINでは自ずとストレージエンジンからデータをフェッチする回数が増えるが、MySQL Clusterの場合レコード

    MySQL Clusterが苦手とするJOINを如何にして克服するべきか。
  • MySQLerのTwitterアカウントまとめ。

    松信氏の、 MyISAMとInnoDBのどちらを使うべきか Twitterで話題になってたので簡単にまとめました。 というエントリが人気を博しているが、松信氏が言うように最近はTwitterMySQL関連の話題も結構増えてきているように思う。Twitterの流行の勢いは凄まじく、今は右を向いても左を向いてもTwitter、寝ても覚めてもTwitterも杓子もTwitterという雰囲気である。従ってMySQLTwitterで盛り上がるのは当然の成り行きというもであるし、Twitterを活用しない手はない。 しかしMySQL関連の話で盛り上がると言っても「じゃあ誰をフォローすれば話に入れるんだよ?!」と多くの皆さんは疑問に思われることだろう。そこで、今日はMySQL関連のTwitterアカウントを独断と偏見と愛と勇気と努力をもって紹介する。MySQLの情報が欲しい人、もしくは話題の輪に

    MySQLerのTwitterアカウントまとめ。
  • MySQL Clusterカーネルの中身を覗いてみよう。

    MySQL Clusterのデータノードであるndbd(もしくはndbmtd)プロセスは、内部的にはマルチプルステートマシン(ブロック)がシグナル(もしくはメッセージ)を交換するという構造になっており、高い同時実行性を実現しているということについては前回述べた通りである。今日は、ndbd内部にどのようなカーネルブロックが存在するかということについて大まかに説明しよう。前回の話を踏まえて読んで頂ければ、何となくイメージだけでも掴めるのではないかと思う。まずは次の絵を見て頂きたい。これは俺の脳内から引っ張り出したndbdの構造のイメージ図である。 矢印はブロック同士の相関関係(シグナルの送受信など)を示すのだが、この絵に描かれているものは非常に省略されたものであり、実際にはもっと複雑に絡み合っているのだということを覚えておいて欲しい。例えばQMGRやDBDICTといったブロックは、他のブロック

    MySQL Clusterカーネルの中身を覗いてみよう。
  • MySQL Cluster進化の歴史

    MySQL Cluster開発者の一人であるFrazer Clement氏がその歴史についてとても興味深いエントリを自身のブログで綴っているのだが、いかんせん英語の長文で日人には辛いかも知れないので今日はその日語訳を皆さんにも紹介しようと思う。進化の歴史とその結果生じた構造を知ることにより、MySQL Clusterの仕組みに興味を持って頂けると幸いである。(わかり辛いところにはところどころ訳者による注釈を入れてある。ただし翻訳は結構大ざっぱなので、英語が達者であれば細かいニュアンスなどはオリジナルのエントリを参照して頂きたい。なお、日語訳をすることに関してはFrazer氏の了解を得ているのであしからず。) NDBMySQL Clusterの略称。元々はNetwork DBという名称であった。)の開発の正確な歴史について、きっと他の誰かのほうが上手く解説できると思うのだが、限られて

    MySQL Cluster進化の歴史
  • 私は如何にして高性能ファンレスPCから超小型LinuxマシンにMediawikiを実質数時間の作業で移行したか。

    ある日、オフィスに行くとキムラデービーの木村さんに面白いマシンがあると言うので見せて貰った。 マシンと言っても、小さい白い箱からプラグがニュッと出ているだけである。そう、一昔前に話題になったあのSheevaplugである。 Sheevaplugはニュースで見て知って居たが、実物を見るのは初めてだ。とはいっても、実際に稼働しているものを見たわけではなく箱から出したばかりのものを見せて貰っただけである。実物を見た第一印象は、軽い!小さい!の一言だ。この小さな箱でサクサクとUbuntu Linuxが動いてたったの$99(送料別)というから、俺が欲しくなるのは当たり前というものである。Sheevaplugを知らない人のために、簡単にSheevaplugのスペックを紹介しよう。 ARM 1.2GHz CPU 512MB RAM 512MB フラッシュメモリ ギガビットイーサネット SDカードアダプタ

    私は如何にして高性能ファンレスPCから超小型LinuxマシンにMediawikiを実質数時間の作業で移行したか。
  • GPLの境界線

    GPLを利用するにあたって度々議論されるのが「プログラムの境界」という問題である。GPLソフトウェアを改良または組み込んで別のソフトウェアを作成すると、頒布する際に新しく作成したソフトウェアのライセンスもGPLにしなければならない。ここで注意しなければいけないのは、どこまでがそのソフトウェアの「境界」なのかということである。言い換えると、どこまでが「GPLソフトウェアを組み込んだ」状態なのかということである。自分のソフトウェアをGPLで頒布しようと考えている人にとっては、境界線はあまり意識しなくてもいいテーマである。優れたGPLソフトウェア資産は利用し放題のワンダーランドである。しかしGPL以外のライセンスを利用したいと考えている人にとっては、どこまでならGPLのソフトウェアを利用しても構わないのか?ということを明確に把握していないと、後で著作権法違反で訴えられることになってしまうので注意

    GPLの境界線
    nekomori
    nekomori 2009/09/09