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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (11)

  • 東京電力は直ちに電気料金を大幅値上げせよ : 金融日記

    未曽有の大地震で、人々の寛容さが失われ二次災害が広がっているように思えます。特に僕が心を痛めたのはあるブログの記事でした。 ザ・商売人|Kozakai社長のアメブロ もうブログ体は消されてしまったのですが、大地震が起き、東京などで人々がペットボトルの水などの生活必需品をパニックのように買い漁っているときに、流通業に関わる社長が値段を上げたりしてうまく儲けた、というような話が書いてありました。 僕はこのブログに心を痛めたのではありません。猛烈な勢いでこの社長に汚い言葉を浴びせ、人格否定を繰り返す、大量のネットの住人を見て悲しかったのです。「人の弱みにつけ込む悪魔」「金の亡者」「便乗値上げして恥ずかしくないのか」さまざまな罵声が浴びせられました。ネットの住人はPCの前でしたり顔で評論する一方でほとんど何の仕事もしていませんでした。その点、この社長は必要なモノをそれを必要とする人に届けるという

    東京電力は直ちに電気料金を大幅値上げせよ : 金融日記
  • みんな亀井静香を甘く見ない方がいい : 金融日記

    今日は、どこも亀井静香金融相の話題で持ちきりですね。 中小企業への徳政令や、大阪証券取引所の日経平均先物の廃止、そして郵政の国営化などなど。 多くの識者は相手にもしていないと言うか、馬鹿にして、このへんな爺さんはそのうちいなくなるよぐらいに思っているようです。 しかし、この元警察官僚で、当選11回の72歳の爺さんを甘く見ない方がいい。 彼は東京大学でマルクス経済学を学び、キューバのゲリラ指導者チェ・ゲバラを心から尊敬する極めて危険な社会主義者です。 そして、今、彼はとんでもない権力を手にしているのです。 政治にあんまり詳しくない人は、何でこんな議席数が少ない国民新党が威張っているんだと思うかもしれませんが、これが小選挙区と比例代表の並列システムの綾で、彼が日政治のキャスティング・ボートを完全に握っています。 今、日政治はすべて亀井静香のてのひらの上に乗っていると言ってもいい。 参議

    みんな亀井静香を甘く見ない方がいい : 金融日記
  • マンキュー マクロ経済学 入門篇・応用篇、N.グレゴリー マンキュー(著)、足立英之(翻訳)、中谷武(翻訳)、地主敏樹(翻訳)、柳川隆(翻訳) : 金融日記

    マンキュー マクロ経済学 第2版 入門篇、N.グレゴリー マンキュー(著)、足立英之(翻訳)、中谷武(翻訳)、地主敏樹(翻訳)、柳川隆(翻訳) マンキュー マクロ経済学 第2版 応用篇、N.グレゴリー マンキュー(著)、足立英之(翻訳)、中谷武(翻訳)、地主敏樹(翻訳)、柳川隆(翻訳) この前はクルーグマンのを紹介しましたが、同じく世界的な経済学のベストセラー教科書を書いているマンキューも紹介しておきましょう。 クルーグマンの教科書とはまたちがった切り口で大変面白いです。 貨幣とかインフレとか金融政策の説明はこちらの方がいいかもしれませんね。 元の教科書はアメリカのマクロ経済データを使っていろいろ説明しているのですが、この翻訳は対応する日のデータも一緒に載っていてうれしいです。 英語版は新しい改訂版が出ています。 英語で読みたい人はこちらをどうぞ。 Macroeconomics, N

    マンキュー マクロ経済学 入門篇・応用篇、N.グレゴリー マンキュー(著)、足立英之(翻訳)、中谷武(翻訳)、地主敏樹(翻訳)、柳川隆(翻訳) : 金融日記
  • 経済が成長しないことの本当の意味 : 金融日記

    最近、日はもう少子高齢化で衰退していくのだから、経済成長なんてあきらめて、のんびり暮らしていけばいいじゃないかと言う意見をよく聞きます。 しかし、当に経済が成長しないけどのんびり豊かに暮らしていくなんてことが可能なのでしょうか? 今日は、経済が成長しないと言うのがどう言う意味なのかよく考えたいと思います。 国民の平均的な「物質的」豊かさは国民一人当たりのGDPで表されます。 これは平均的に国民一人がどれぐらいの所得を得ているかのモノサシです。 経済学的にはこれをどんどん増やしていくことが、国民を幸福にしていくことだと考えます。 さて話は変わりますが、日が土地バブルに浮かれていた頃は、東南アジアの性産業が盛んな国々で、日人の中年男性が多数売春ツアーに参加してことが社会問題になりました。 当然、性のサービスの単価は途上国の方が圧倒的に安いです。 日のような先進国では他に給料がいい仕事

    経済が成長しないことの本当の意味 : 金融日記
  • そもそもなぜデフレはそんなに悪いのか? : 金融日記

    ところでなんでそんなにデフレは悪いのでしょうか? 学生の中には毎年物価が下がって行って牛丼が200円でべれるようになるし、ジーパンが1000円で買えるようになったり、デフレと言うのはウハウハじゃないかと思っている人もいることでしょう。 しかし、この学生の感覚はある意味でものすごく正しいのです。 デフレと言うのはモノやサービスの値段がどんどん下がって行くことで、逆にいえばお金の価値がどんどん上がって行くことです。 つまり、デフレと言うのは学生のように親の貯金を切り崩して生活している人や、決まった金額を毎月貰える年金生活者や公務員、もう働いていないお金持ちにはとても有利なのです。 逆に言えば、働かないと生活できなく、また、給料も物価に応じて簡単に切り下がってしまう非正規労働者や、借金している中小企業にはデフレは非常に厳しいのです。 もちろん住宅ローンを抱えているサラリーマンは当にしんどい。

    そもそもなぜデフレはそんなに悪いのか? : 金融日記
  • 貨幣数量理論 - Quantity theory of money - : 金融日記

    今日はずっと前からいろんな経済学者がさかんに主張しているインフレーション政策や、フリードマンの金融政策の主張の背後にある、驚くほど簡単な理論について考えたいと思います。 それはたったひとつの数式ですべて表されます。 MV = PY (Quantitiy equation) ここで、Mは世の中に出回っているお金の総量(マネー・サプライ)、Vは世の中で1年当たりにお金が何回使われるか、つまりお金が何回自分のご主人さまを変えるかを表す取引流通速度です。 右の方のPはモノとサービスの平均単価で、Yは世の中で1年間に生産されるモノとサービスの総量です。 理系のために物理学の次元の話をすると、Mは[円]で、Vは[1/年]で、Pは[円/個]でYは[個/年]です。 ここではモノとサービスは一個一個数えられるとして個と言う単位にしてみました。 ここでPはGDPデフレーターで、Yは実質GDPと考えれば、PYは

    貨幣数量理論 - Quantity theory of money - : 金融日記
  • 地方の知事は自分で金を稼いでからモノを言ってはどうだろうか? : 金融日記

    橋下知事人気も手伝ってか、最近は地方分権や道州制がさかんに議論されています。 僕も地方分権には大賛成ですし、その最終的な形態としては道州制しかないと思っています。 その理由のひとつは、世界でとても豊かな国(=一人当たりのGDPが高い国)は大体人口が500万人〜2000万人ぐらいだと言うひとつの経験的な法則があります。 スイスやベルギーのようなヨーロッパの小国、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドのような北欧諸国、アジアでは香港やシンガポールがこれぐらいの規模です。 アメリカは連邦政府で、各州に徴税権や法律を作る権限がありそれぞれの州がやはり小さな国のように機能しています。 人口が少なすぎると電力供給や社会保険や国防のようなスケールメリットを必要とする分野で効率が悪くなります。 また、人口が多すぎると政策の決定プロセスに非常に時間がかかりますし、国内の大小さまざまな利権団体や既得権益層が政

    地方の知事は自分で金を稼いでからモノを言ってはどうだろうか? : 金融日記
  • 経済の相互依存だけが世界を真に平和にする : 金融日記

    世界の多くの国々が核兵器を持ってしまい、結果的にはその相互の抑止力が世界に平和をもたらしたことは紛れもない事実です。 だから、核兵器を世界からなくすと言うのは全くもって現実的ではないし、そうするべきでもないでしょう。 もし、当にアメリカロシア、その他の核保有国が核兵器を全廃して、何かの弾みに北朝鮮のような独裁制の国に高性能な核兵器が渡ってしまったらどうなるのでしょうか? 小さな独裁国家がいきなり国際政治のキャスティングボードを握ってしまいます。 もっと恐ろしいのがテロリストや狂信的なカルト教団に核兵器が渡ってしまうことです。 現在、オバマ大統領は核をなくそうと言っていますがそんなことはもちろん気では思っていません。 核兵器は維持管理するのにものすごくランニング・コストがかかります。 「こんなにたくさんミサイルがあったら毎年毎年、維持費で税金がかかってたまらんよ。こんなのぜんぜん票にも

    経済の相互依存だけが世界を真に平和にする : 金融日記
  • 金融日記:このまま日本の借金がどんどん増えて国の財政が破綻してインフレーションが起こるといったい何が困るのか?

    最近は民主党も自民党もバラマキ合戦で、国の借金がどんどん増えている。 この借金の行く末は重税か財産破綻かのどちらかだと言われている。 そこで今日はいったい国の借金が増え続けるとどうなるのか考えてみたい。 重税の場合は簡単である。 無責任な政治家や官僚、そしてそんな人たちを選んだ無責任な国民のつけを、これから何十年も働く若年層の労働者が重税と言う形でずっと負担していくのである。 こちらは想像するのは簡単だ。 しかし、税金を上げるのは政治的に難しい。 その場合は国債をまたどんどん発行して、借金がどんどん増えていくのである。 そうするとこれ以上、国債を買ってくれなくなったところで財政破綻して日が破滅すると言われている。 しかし、ぶっちゃけた話、何が起こるか分かっていない人が多いだろう。 そこで今日は財政破綻したら何が起こるか考えよう。 結論から言うとインフレーションが起こるのである。 インフレ

    金融日記:このまま日本の借金がどんどん増えて国の財政が破綻してインフレーションが起こるといったい何が困るのか?
  • ベーシックインカムの財源 : 金融日記

    ホリエモンのブログに「ベーシックインカムの財源に関するシミュレーションを誰かやっていないか?」と書いてあったので、さっそく僕もググって調べてみたところいろいろ出てきたけど、あまりいいサイトを見つけることが出来なかった。 (多分、僕が無知なだけでもっと探せばいろいろあると思います) そこで僕が超簡単にシミュレーションしてみた。 ちなみに僕はベーシックインカムは月に5万円がいいと思う。 5万円あれば家があればなんとかやっていけるレベルだ。 お父さんとお母さんと子供ふたりで月に20万円。 家があれば何とか生活できる。 月に5万円だと家がなければ非常にきついが、その場合は一部屋に何人も寝るような共同生活をしてもらうしかない。 ベーシックインカムが実現すれば家がない貧困層を相手に小さい部屋に5人ぐらい押し込んで、トイレやお風呂は全て共同で月に3万円ぐらいで住む場所を提供してくれる民間の業者がいくつか

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