鎌倉ゆかりの本だけを集めた会員制の図書館「かまくら駅前蔵書室」(鎌倉市小町1)が8月1日、オープンから1周年を迎え、新たに法人会員の募集を始めた。 法人会員になると利用券30枚などが入ったセットが手渡される。利用券は従業員だけでなく、取引先などに進呈するなど使い途は自由 同施設は、入会金代わりに鎌倉に関する本1冊以上を「贈書」(寄付)し、入会金1万円を払うと1年間いつでも何度でも利用でき、その度にコーヒーや紅茶が飲める。会員が増えれば増えるほど「蔵書」も増えていく仕組みで、オープンから1年が経過し会員数は141人、蔵書は800冊を超えた。図書館だが「私語厳禁」ではなく「私語解禁」の表示があり、居合わせた会員同士が交流する場にもなっている。 会員は会社員や主婦、学生をはじめ、クリエーター、ライター、カメラマン、研究者、作家、翻訳家、音楽家、大学教授、建築士、税理士、キュレーター、僧侶、気象予
今年のペルセウス座流星群について、ダストトレイルとの接近予想を紹介しよう。日本時間8月12日朝8時ごろに大きなピークがあると予想されており、この時間帯が夜にあたる地域では通常のピークよりも活発な活動が見られるかもしれない。 【2016年8月4日 佐藤幹哉さん】 ダストトレイルとは、流星の元となる砂のような粒(流星物質)からなるチューブ状の構造だ。流星物質を放出する彗星などの母天体が何度も太陽系を公転するうちに古くからのダストトレイルが重なって太くなっていき、そのなかで最も濃い部分と地球とが遭遇すると流星群として観測される。 流星群と彗星の関係(提供:Tanikawa Plan-net) ペルセウス座流星群の場合、母天体は周期約130年のスイフト・タットル彗星で、古くからのダストトレイルの重なりから予測される通常の極大は、日本時間8月12日夜9時半前後とみられている。 一方で、比較的新しく放
Video of a Nippon Kogaku optics factory from the 1940s(2016年8月6日 Nikon Rumors) This video footage is made up of excerpts taken from a Japanese war-time film. The film has a patriotic agenda and is titled 'Ichiban Utsukushiku' (The Most Beautiful). Directed & written by Akira Kurosawa (regarded as one of the most important and influential filmmakers in the history of cinema), the footage shows what
まずはとにかくその山形の防火建築帯をご覧いただこうと思うのだが、なんせ「帯」の名にたがわず、長い。長いからこそ延焼を食い止めることができるのだから当然だ。2百数十メートルある。 なので、画面を横にしてご覧いただくことにした。下の写真がそれ。どうぞ! すてきだ。防火建築帯、ほんとにいい。 スマホでご覧いただいている方は、横にすればよいのであまり問題ではないと思いますが、パソコンの方には申し訳ない。 どうしてもこの連なっている様子を見てほしかったのでこうなりました。 この写真をどーんとお見せするのがこの記事の目的なので、これで終了、ぼくの気は済んだ、という感じではあるのですが、せっかくなのでもう少し詳しくこの防火建築帯について、どうやってこの写真つくったか、あとは山形の街がすごく面白かった! というお話をしたいと思う。 特にこの写真の制作過程のたいへんさは強調しておきたい。制作に丸2日かかりま
地誌のはざまに 神奈川県を中心に、また江戸時代前後を中心に、その地誌を掘り返して話題を取り上げていく予定です。関連する自作、他作の動画なども取り上げます。 TOP ALL Entry RSS tweet Facebook Hatena blog LOGIN blog Making なかなか復帰に向けて状況が改善しませんが、差し当たり書き上げたものをアップします。 「七湯の枝折」に掲載された産物の一覧から、前回は「米つつじ」を取り上げましたが、今回は「一輪草(うめばちそう)」を取り上げます。 「七湯の枝折」産物の図より:原図は彩色 右側に「一輪草(うめばちさう)」 (沢田秀三郎釈註書より・再掲)「七湯の枝折」の産物の図では、山椒魚、箱根草に続いて「一輪草(うめばちさう)」が挿画とともに紹介されています。その挿画の大きさも「山椒魚」や「箱根草」と同等のものとなっており、以降の産物についてはもっ
はい、こんにちは。 このところ怖いくらい順調にブログを更新しているazulです。 先日の品川区立品川歴史館に続いて、 今日は大磯町郷土資料館の國見徹館長が、 当館所蔵の出土遺物の調査に来られました。 横浜の某遺跡(あくまで自称)からの出土遺物をご案内したのですが、 遺物の見方ひとつにも、学芸員の個性が現れるといいますか、 國見さんはペンライト片手に煉瓦の刻印を仔細に見ておられました。 ただいまリニューアル工事中の大磯町郷土資料館。 リニューアルオープンにあわせた企画展で、 横浜の某遺跡(くどいが自称)の遺物を展示してくださるとのこと。 今年の後半は見逃せない近代遺跡の展示が続きますね。 オープンが楽しみです。 大磯町郷土資料館では、リニューアル工事の状況などを、 資料館のブログで紹介していますので、こちらもあわせてご一読を! (azul)
はい、こんにちは。 すっかり夏の陽射しになりましたね。 水分補給に余念がないazul です。 さて、今日は我われの煉瓦研究仲間の一人、 品川区立品川歴史館の学芸員中野光将さんが、 次回企画展準備のため、当館の資料撮影に来られました。 品川といえば・・・そうです、品川煉瓦。 もはや品川煉瓦についての第一人者(と言ったら本人は嫌がるかな)、 中野さんが担当される次の企画展に、 当館所蔵の出土遺物を展示してくださるということで、 今日は展示図録用の撮影にいらしたのでした。 え?品川煉瓦なんて写ってないじゃないかって? 一緒に撮影しているガラス瓶は何だって? もう感の良い方はお気づきになっているかと思いますので、 あとは品川歴史館のHPで予告が出るまで、いま少しお待ちを。 (azul)
◎市章「ササリンドウ」 ・市章の付いたマンホールのふた リンドウの葉と花を図案化したササリンドウが鎌倉市の市章になっています。 藤原時代に貴族の衣服の文様として用いられ、村上源氏一門の家紋としても知られています。ただし、鎌倉源氏や清和源氏の家紋であるというのは俗説のようです。 ※「星月のマーク」を見ることがありますが、これは明治27年~昭和14年の旧鎌倉町の町章です。→「鎌倉の「星月のマーク」を見る」を参照。 ・星月のマーク(巨福呂坂洞門にて) ◎市の花「リンドウ」 ・リンドウ(海蔵寺にて) リンドウは、秋になるとひっそりと紫の花をつけます。 やや乾いた産地や草地に生える多年草で、葉はササに似て対生します。 ◎市の木「ヤマザクラ」 ・ヤマザクラ(台峯にて) ヤマザクラは、春になると新葉とともに白い五弁の花を開き、昔から和歌などに多く 読まれ、日本人に愛されてきました。かつては鎌倉の山にもた
ココがキニナル! 野毛に自分で写真を現像できる時間貸しのレンタル暗室「THE DARKROOM」。デジカメ全盛の御時世ですが、私はフィルムが好き。まだ入ったことが無いのでぜひ取材を(マリンルージュさん) はまれぽ調査結果! 1時間1000円から気軽に通えるモノクロ暗室。フィルムの現像からプリントまで完全対応。プロから初心者まで幅広く利用可能で、見学のみも歓迎 横浜の写真の歴史 開港都市横浜には多くの「事始め」があると伝わる。アイスクリームやビール、乗合馬車など、開港を機にさまざまな西欧文化が横浜に伝わった。 「ヨコハマ事始め」 写真もそのひとつとされ、1860(万延元)年にアメリカ人写真家のO.E.フリーマンが横浜で写真館を開業したことにより「写真師発祥の地」として知られる。 日本人では下岡蓮杖(しもおか・れんじょう)が1862(文久2)年に野毛で開業したものが横浜初の写真館とされており、
だれもが一度は食卓で見た覚えがあるはずの「花柄ポット」。懐かしくも魅力的な「花柄ポット」の柄の世界を存分に味わっていただけるギャラリーです。
先日から、このブログを主に書いているメインマシンである MacBook Pro (Retina 15 inch)のファンが回りっぱなしで、「アクティビティモニタ」を使って負荷のかかっているプログラムがないことを確認しても回転数が落ちないという状態に悩まされていました。 もうこのマシンを使い始めて数年になりますし、これは内部に相当の埃が溜まっているのだろうということで、内部のクリーニングと、ファンなどの管理をおこなっているSMC (システム管理コントローラ)のリセットを行うことにしました。専用の工具をそろえないといけませんが、作業時間にして15分程度です。 まず、MacBook Pro および MacBook Air の背面パネルを開くためには、専用のドライバーが必要になります。星形(Pentalobe)1.2mm ドライバーというのがそれで、1000円ほどで Amazon などで購入可能で
「ポケモンGO」のダウンロードのうちiOSユーザーが3分の2を占めるとの調査もあり、今後24カ月の間にアップルはポケモンGOで30億ドルの収益を得るとの投資会社の予測も出ている(関連記事)。スマートフォンの世界シェアでは、Androidが約85%と、アップルのiOSを圧倒しているものの、App Storeの課金額はGoogle Playストアの課金額を90%上回り(App Annie調べ)、数が少ないiPhoneユーザーの購買力はAndroidのそれを凌駕している。 この追い風でアップルがさらに推し進めようとしていることがある。そのカギとなるのが、今秋リリースの「iOS 10」に搭載されるiPad向け新アプリ「Swift Playgrounds(スウィフトプレイグラウンド)」。アップルデバイス向け言語「Swift」でプログラミング入門してもらうという青田刈りの発想で、5~10年後にアプリ開
今日の午前中、こころの未来研究センターに来てくれた福岡県立明善高校の一年生の皆さん60名あまりに講義をしました。以下に、そのために書いたテキストを掲載します。実際の講義では、時間の制約もあり全部の話題には触れられなかったので、明善高校の皆さんにもこのブログを参照するようにお知らせする予定です。 --------------------------------------- 「スーパーサイエンスハイスクール」というプログラムの一環として、皆さんは一昨日から、理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」を見学したり、京都大学のiPS細胞研究について話を聞いてきたということですが、いわゆる科学研究の「最先端」を目の当たりにした感想はどうでしょうか? びっくりしましたか? それとも、アニメやゲームなどの「物語」の中では、もっとすごいことがいくらでも実現されているので、正直それほどショックは受けなかった
「耳鳥斎」。なんて読むかわかりますか?「にちょうさい(又は じちょうさい)」と読みます。 ではこれは何? 人物です。江戸時代に活躍した絵師の名前です。 耳鳥斎というネーミングはとってもユニークですが、ユニークなのはネーミングだけではありません。耳鳥斎の残した作品もまたユニークなんです。今回は耳鳥斎の作品をご紹介。 耳鳥斎は大阪で活躍していた絵師で狩野派の絵師に師事していたそうですが、彼の作品を見て狩野派の片鱗を見つけられる人はいるのでしょうか?というほど、流派など関係なく独特でユーモアな作品の数々。 耳鳥斎は主に面白く笑える「戯画」を制作していた人物で、作品のタッチが江戸時代の頃のものというよりも現代的なスケッチ画やイラスト、あるいは漫画のようなテイストで溢れているんです。 まずは耳鳥斎の作品の中でもとりわけユルさに溢れた作品集「絵本水や空(安永9年・1780年 )」の一部をご紹介します。
取り壊したら終わり 修復重ねた熊本城 くまもと文学・歴史館館長 服部英雄さん(66) −−史料レスキューに相談を−− 所有者の孤立防げ 県立図書館学芸調査課参事・青木勝士さん(47) 県民が立ち向かうことになった未曽有の大災害、熊本地震。益城町出身の福岡賢正記者がテーマごとにたっぷりの紙幅を使って皆さんに知ってほしい情報を届ける「深掘り 熊本地震」を始めます。手始めは今回の地震で大きな被害を被り、消滅の危機にひんしている文化財を守るためにどうすればいいのか。文化庁で全国の遺跡の調査や保全に携わった九州大名誉教授で「くまもと文学・歴史館」館長の服部英雄さん(66)と、被災史料や歴史的建築物の保護に奔走する県立図書館学芸調査課参事の青木勝士さん(47)に聞きました。 この記事は有料記事です。 残り2110文字(全文2444文字)
そういう「いらない語」は、意識して減らしたほうがいいでしょう。今日は、自分のブログを読み直して「これはいらなかったなぁ」と思う語を、理由と共に挙げていきます。 追記 ちなみにこれらの語は絶対使ってはいけないのではなくて、癖のようになり乱用しがちな言葉、という意味で書いています。 そういう意味で、タイトルも「いらない語」ではなく「多用しがちな語」くらいのほうが正しい気がしますが、1度このタイトルで公開していますので、変えないでおこうと思います。 「いらない語」がもっとも悪文章を書く上で、1番大切なことは「大事なことを書くこと」よりも、「いらない語を書かないこと」です。読んでもらえなくなってしまいますから。 わたしの過去の記事を読み返して「これはいらなかったな」と反省した言い回しや言葉を5つご紹介します。 今後は意識して減らしていきたい「いらない語」を5つご紹介します。 1. ~と思うたとえば
<90年代以降の四半世紀で、街中の書店の店舗数は全国でおおむね半減した。これに伴い国民の読書実施率も下がっている。思いがけない本にも出会える街の書店を、時代遅れの遺物にしてしまって良いのか> ネット書店の台頭によって、街の書店は苦境に立たされている。 総務省『経済センサス』の産業小分類統計によると、書籍・文房具小売り事業所(書店・文具店)の数は、1991年には全国で7万6915あったが、2014年には3万7817に半減している。人口10万人あたりの店舗数も、62.0から29.8に半減した。 地域別の変化もみてみよう。この期間にかけて、人口10万人あたりの店舗数が各都道府県でどう変わったかを示すと<図1>のようになる。 【参考記事】「世界最大の書店」がなくなる日 この四半世紀にかけて、全国的に街の書店が淘汰されているのがよく分かる。まるで、文化の「生き血」が抜かれているかのような変化だ。 2
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く