8月1日木曜日。晴れ。蒸し暑い。暑いだけならまだしも、蒸している。東京の夏だ。久しぶりの投稿だ。前回の投稿が5月下旬だったので、2ヶ月以上ブログを留守にした。いつの間に、ブログを書かない生活が体に染み付いてしまった。習慣とは恐ろしいものである。8月にも入ったことだし、またブログを書く習慣を身に付けたいものだ。今日は基本情報技術者試験のリベンジ申し込みと、東京マラソン2020の申し込みと、ダブル申し込みを行った。 嫁は契約していた会社の雇用期間が満了し、今日からまた別の職場で働き始めた。機嫌が悪くなっているので、近くのをやめようと思う。嫁に近づかず、娘の世話をするのはなかなか難しいが、楽しみながらこの困難を乗り切りたいと思う。 嫁が娘のことを「わがまま娘」だと言っていた。「お前に似たんだ」と、心の中で2回繰り返して言った。口から出てこなくて良かったと思う。 いつも機嫌の良い女の子は、それだけ
5月20日月曜日曇り。 1年間を52週間だとすると、おれはだいたいこれまでに1700回目くらいの月曜日を迎えたことになる。 1400回目くらいから1500回目くらいの月曜日はきつかったと記憶している。あの時からすれば、今日のような月曜日は本当にありがたいと思う。 こんな事を書いていたら「月曜日」がかわいそうになってきた。 でもね「月曜日」、君は関東近辺の美容師さんたちからはとても愛されていると思うんだ。だからそんなに卑屈にならなくてもいいんだよ。
今から10年以上前の話。おれがまだ大学生だった時の話だ。ミキちゃんはハンバーガーを食べる時、いつも逆さまにして食べていた。おれはそのことを何度かツッコんだのだけれど、ミキちゃんは「たまたまだよ」と言って相手にしてくれなかった。 おれは一度、ミキちゃんにバレないように、緑色のお盆に置かれたハンバーガーを逆さまにして置いてみた。それでもミキちゃんはやっぱりハンバーガーを逆さまにして食べた。 ハンバーガーは逆さまに食べると、味わいが変わるということを多分ミキちゃんは知らなかったのだ。 おれはどうしてもミキちゃんがハンバーガーを逆さまに食べるのが気になって、ひっくり返して置いて以来、ミキちゃんとハンバーガー屋さんに行くのを辞めた。 それから程なくして、ミキちゃんとは会わなくなった。ミキちゃんは今でもハンバーガーを逆さまにして食べているのだろうか? もしかしたらミキちゃんはハンバーガーを逆さまにして
6月26日月曜日。 雨時々曇り。今朝の体重75.1kg。 おれは密かに豚足が食べたいと思っていた。ある日嫁にそのことを伝えた。 おれ 「豚足が食べたいから、買ってきてください」 それから15分後 嫁 「スーパーの人に聞いたけど、売ってないって」 そんなわけがない。そのスーパーは近所でも屈指の大きさと品揃えを誇るスーパーなのだ。だがしかし、そう言われてしまえば、もうこれ以上おれにはなす術がない。今度自分の目で確かめるしかない。 それから数日経った週末に、そのスーパーに行った。なかった。まじかよおおおおお。嫁、疑ってごめん。それからおれは近所のスーパーを3件はしごした。が、どこにもなかった。おれは豚足難民になってしまった。 そしておれはAmazonなんかの存在をすっかりと忘れてしまい、母親に電話でお願いした。 おれ 「豚足を送って欲しいんだけど」 母親 「そっちには売ってないの?」 おれ 「少
3月に母が上京してくる。孫に会うために。 先日日程のことで母から電話があり、その時におれは嫁に言った。「XX日からXX日に母親がくるから、その時は実家には帰らないでね。」嫁はおれの方をろくに見ることもせずに「うん」と言ったので「その時になって聞いてないとか、帰るとか言い出すの無しだから!」とおれは吐き捨てた。その時はそれで終わっていた。 そして、今日。午前10時頃に嫁が食器を洗いながら「XX日にお義母さん来るんだよね?」と言ってきた。おれは「うん」と答えた。すると嫁が「みゆきちゃんが来るんだけど、」と言った瞬間におれは「は?何言ってんの?だから母親がXX日に来るって言ってんじゃん!」と言った。 そしたらそこから激しい言い争いになった。激しい言い争いの末、嫁はおれの顔面を殴り、笑っていた。その一発のおかげで、一度言い争いが終わり、嫁は娘を連れて病院に行き、おれは家で食事を作って待つことにした
帰宅すると妻が言った。「嵐のファンに不躾に活動休止の話題をふるのは、ジャニーズハラスメントなんだって」 おれは嵐ファンではないのだけれど、昨晩、妻の横でミスターサンデーで流されていた嵐の会見を最初から最後まで全部観た。良いグループだと思った。 2020年末をもって嵐の活動を休止します。とのこと。「長いな」と思った。多分おれは2020年の夏頃には彼らが活動を休止するということを一旦忘れてしまうと思う。 おれの働いている部署には幸か不幸か、おじさんしかいない。おれも含めて100%おじさんで構成されている。部署全員でフロアを移動するためにエレベーターに乗ると、「純度100%おじさんボックス!」と思わず叫びたくなるほどだ。 おじさんAが昼休みに教えてくれた。「嵐って年間300億稼ぐらしいよ」 おじさんBは頭を抱えたそぶりを見せながら言っていた。「嵐が休止したら、おれは一体この先どうしたらいいんだ」
一昨日と昨日のつづき ウッドデッキの縁に座っている沙織さんの隣に座ろうとした時に、タンクトップの陰から沙織さんの胸が見えてしまった。 だけどそれよりも気になったのは、沙織さんの付けていたブラジャーの肩紐の色だった。沙織さんの白い肌の上に乗っかった肩紐は、雲間から少しだけ見える青い空みたいな色をしていた。おれも煙草を一本だけ貰った。沙織さんもおれも煙草の火が消えるまで喋らなかった。 「これからイオンに行くから、その時駅まで送るね」 「ありがとうございます」 お父さんの運転で助手席にお母さんが座り、おれは左後ろに、沙織さんは右後ろに座った。お父さんが山手線の話をしてくれた。「二郎くん、山手線には二つだけ踏切があるんだよ。どこにあるか知ってる?」「知らないです。どこにあるんですか?」「目白と池袋の間と駒込と田端の間なんだよ。今度4人で行ってみるか?」「そうですね」その時突然沙織さんがおれの右手を
地下鉄の車内広告の中にいる山Pがおれを見ている。なんてシュッとしているのだろうか。おれは山Pとは同い年だ。年が同じと言うこと以外に共通点が見つけられそうにない。そう言えば昨日も暗いことを書いたんだった。今日は明るいことを書こうと思う。おれが今よりはまだ山Pとの共通点が多かっただろう、10年以上前の話だ。 目が覚めると見覚えの無い壁紙に囲まれていた。白と薄いブルーのストライプの壁紙は平和の象徴のように思えた。おれはフローリングで眠っていたようで、机の下に突っ込まれていたCOACHのバッグが見えた。だけどおれにはそのCOACHのバッグを持っている知り合いはいなかった。 起き上がろうとするのだけれど、体はだるいし、誰の部屋かもわからない場所ですぐに動く気にはなれず、横になったままでいた。 誰かの足音がした。おれはタオルケットで口元を隠した。 「おはよう。朝ご飯作ってるから起きて」それは沙織さんの
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