遅刻した社員を監禁してスタンガンなどで負傷させたとして、警視庁池袋署は、逮捕監禁と傷害の疑いで、東京都目黒区青葉台、不動産コンサルティング会社経営、芹ケ野(せりがの)雄史(ゆうじ)容疑者(29)を逮捕した。同署によると、「ヤキを入れるためだった」などと容疑を認めているという。 逮捕容疑は2月6日午前、豊島区東池袋の会社内で、練馬区の男性社員(28)の両足首をベルトで縛ったうえ、首にスタンガンを複数回押しつけたり、鉄製の懐中電灯で太ももや脇腹などを複数回殴ったりしたとしている。男性は打撲などで3週間のけが。 同署によると、社員は男性1人だけで、芹ケ野容疑者は普段から勤務態度を注意していた。事件当日は男性が約1時間半遅刻してきたという。男性が同署に被害届を出して発覚した。