ロンドン五輪の重量挙げ105キロ超級代表で九州国際大職員の太田和臣選手(26)の激励会が29日、八幡東区のホテルであった。約350人の関係者を前に太田選手は「北九州生まれのパワーをロンドンで発揮したい」と健闘を誓った。 激励会は、母校で勤務先でもある九州国際大と九国大同窓会、出身校の八幡中央高の同窓会が主催。会場では、五輪出場を決めた4月のアジア選手権の雄姿などを映像で紹介した。 太田選手は「重量挙げは目立たないマイナー競技だが、五輪出場で注目していただいている。小学校から社会人まで北九州で過ごし、この土地が合っている。お世話になった福岡県の人、指導者のために恩返ししたい」とあいさつ。ひときわ大きな拍手が会場を包んだ。【河津啓介】 〔北九州版〕 7月1日朝刊