郡山特産のナシをPRしようと、ナシを使った加工品開発に地元企業と取り組む福島県郡山市農協はナシ果汁をベースにしたリキュール「雪小町 特製梨酒」を開発した。 同市の渡辺酒造本店がナシ果汁に、郡山産のブランド米「あさか舞」で造った日本酒と焼酎をブレンドして仕上げた。ナシ果汁は須賀川市の業者が加工。5月のひょう被害で出荷できなくなった豊水を使用した。ナシの酸味と甘味がバランス良く楽しめる。冷やしてストレートで飲むほか、炭酸水で割ってもおいしく飲めるという。 720ミリリットル入りで、1380円。まずは500本生産し、25日から郡山市農協の直売所や市内の百貨店、JR郡山駅などで販売する。連絡先は渡辺酒造本店024(972)2401。 郡山市のナシ栽培は100年以上の歴史があり、年700トンを生産している。市のブランド認証もされているが、全国的な知名度は低いため市農協は2008年度から、ブラン