母乳の放射性物質検査へ、希望者に無料で…福島県二本松市 （読売新聞（ヨミドクター）） - Yahoo!ニュース
福島県二本松市は２日、授乳中の母親の母乳に含まれる放射性物質の検査を行うと発表した。 対象は、市内に住む授乳中の母親で、検査の希望者。容器に母乳を入れて市内の保健センターや市役所などに送付すれば無料で受けられる。結果は文書で郵送される。放射性物質が検出された場合は、市の保健師らが相談に乗る。 ２００人分の経費１６７万円を盛り込んだ関連予算案を、１２月定例会に提出し、可決されれば来年１月にも実施する。 母乳の放射性物質検査は厚生労働省の研究班が今年５、６月に福島、宮城など８県の１０８人を対象に実施。二本松市を含む福島県内の７人の母乳から放射性セシウムが検出されたが、いずれも微量で、母子の健康に影響のない量とされていた。しかし、１０月中旬、市民団体などから検査を求める声が上がっていた。 二本松市健康増進課は、「産後のお母さんは不安が多い。市として検査後の相談にもしっかり対応したい」とし
アサヒビール：福島工場操業再開祝って復興記念式 ／福島 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース
東日本大震災で製造を中止していたアサヒビール福島工場（本宮市荒井）が２日、操業再開を祝う復興記念式を開いた。６日から約９カ月ぶりに同工場で作った看板製品「スーパードライ」の販売を県内を中心に始める。 福島工場は東北６県向けにビールや発泡酒などを出荷する同社の基幹工場だが、３月の震災で外壁が崩れ、配管が損傷するなどの被害が出た。製造ラインの一部の復旧を終え、１１月下旬からビール製造を再開したが、生産規模は震災前の半分以下にとどまっている。 また、県産食品については、消費者から不安視する声もあるため、放射性物質の検査器を新たに導入し、水、原材料などをチェックする態勢を整備。小路明善社長は「食品会社の責務として製品の安全を最優先に対策を取ってきた。安全な商品を届けることを約束する」と決意を述べた。 同工場製造のビール、発泡酒の売り上げのうち、瓶や缶入り１本（たる入りは１リットル）ごとに１円
プロ野球：阪神ドラフト２位指名・歳内投手、仮設住宅にプレゼント−−伊達 ／福島 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース
プロ野球：阪神ドラフト２位指名・歳内投手、仮設住宅にプレゼント−−伊達 ／福島 毎日新聞 12月3日(土)11時1分配信 阪神タイガースにドラフト２位で指名された聖光学院の歳内宏明投手（３年）が２日、同校のある伊達市内の仮設住宅を訪れ、避難者に一足早いクリスマスプレゼントを贈った。 阪神での活躍が期待される歳内投手の姿を一目見ようと仮設住宅に住む飯舘村の住民約６０人が集まった。サンタクロースに扮（ふん）した歳内投手は子どもたちとキャッチボールをしたり、仮設住宅に暮らす家族にお菓子を手渡し、笑顔を見せた。 歳内投手の出身地の兵庫県の社会福祉協議会「ひょうごボランタリープラザ」が主催。伊達市伏黒の伊達東グラウンド仮設住宅に住む飯舘村から避難している約８０世帯（約１４０人）にお菓子の詰め合わせや姫路おでんが配られた。 歳内投手は「いつものユニホームとは違うサンタクロース姿なので恥ずかしいけ
ほんとの空へ・お〜い福島：除染の責任明確に＝吉田弘之 ／福島 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース
米ワシントン州のハンフォード核施設を取材したのは１９９８年８月。敷地は約１５００平方キロと福島県の１０分の１の広さで、一般人の立ち入りは禁止されている。見渡す限りの不毛地帯に、朽ち果てた原子炉などが点在していた。 施設は、４３年に原爆製造の「マンハッタン計画」のため造成され、長崎に投下された原爆のプルトニウムを生産した。冷戦末期の８７年まで稼働した。ずさんな管理のため膨大な量の放射性物質が一帯を汚染し、多数の周辺住民が被ばくした。８９年から本格的な除染作業が行われている。 土壌汚染のほか、地中には高濃度の放射性廃棄液が入ったタンクが１７７基埋めてある。だが記録が不備で、約５０基は埋めてある場所さえわからないと、専門家が嘆いていた。 ハンフォードに比べ、民家や学校、路地を除染しなければならない福島の方が大変である。政府は、汚染土壌や廃棄物を保管する中間貯蔵施設について、建設場所を福島県
選挙：棚倉町議選 あす投開票 ／福島 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース
任期満了に伴う棚倉町議選（定数１４）は４日投開票される。現職１１人▽元職１人▽新人５人の計１７人が立候補。投票は午前７時〜午後６時に町内８カ所で行われ、同７時から町保健福祉センターで即日開票される。同９時ごろには新議員が決まる見込み。 １１月２８日現在の有権者数は１万２０７８人（男５８４１人、女６２３７人）。【関雄輔】 ……………………………………………………………………………………………………… ◇棚倉町議選立候補者（定数１４−１７）＝届け出順 佐川裕一 ４７ 無現 近藤正光 ６０ 無新 松本英一 ６９ 無現 鈴木政夫 ７５ 共現 須藤俊一 ６１ 無新 佐藤喜一 ５６ 無新 鈴木喜一 ５８ 無現 大椙守 ５４ 無現 金沢義行 ６４ 無現 古市泰久 ６３ 無新 和知良則 ６４ 無現 近藤悦男 ６２ 無現 角田悦男 ６５ 無現 宮
東日本大震災：４４地点で微量プルトニウム−−８〜１０月、県内調査 ／福島 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース
東日本大震災：４４地点で微量プルトニウム−−８〜１０月、県内調査 ／福島 毎日新聞 12月3日(土)11時0分配信 県は、８〜１０月に県内全域で行った土壌のプルトニウム調査の結果を公表した。全４８地点のうち、４４地点で微量のプルトニウムが検出されたが、いずれも原発事故発生前の数値の範囲内で、重さや半減期が異なるプルトニウム２３８、２３９、２４０の比率から、原発由来ではないと考えられるという。 最大値は下郷町で、プルトニウム２３８が土壌１平方メートル当たり２・１８ベクレル、２３９と２４０が計６３・８ベクレル。過去の核実験の影響などでプルトニウムはこれまでも検出されており、国内の最大値は２３８が８・０ベクレル、２３９と２４０が計２２０ベクレル。 一方、７月に原発周辺７地点で行った調査では、大熊町夫沢で原発由来の可能性が高いプルトニウムが検出された。プルトニウム２３８が１・６１ベクレル、２３
東日本大震災：浪江町民アンケ「戻らない」３割超 「条件整えば帰る」６５％ ／福島 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース
浪江町が１１月に実施した町民アンケートで、回答者の３割を超える３４１２人が、警戒区域が解除され放射線量が下がったとしても「町には戻らない」と答えたことが２日、分かった。このうち「町に愛着がなく、そもそも戻る気はない」との回答は１・７％にとどまり、戻りたくても戻れない状況にあることが浮き彫りになった。 アンケートは、復興ビジョン策定を目指す町復興検討委員会（委員長、鈴木浩・福島大名誉教授）の３回目の会合のなかで報告された。県内外に避難している高校生以上の町民９８１６世帯１万８４４８人に郵送で配布。５６・８％の１万４８７人から回答があった。 町に戻る意思について最も多かった意見は「放射線量が下がり生活基盤が整備され、他の町民がある程度戻れば戻る」の４３・７％。「放射線量が下がり上下水道や電気などの生活基盤が整備されれば戻る」（１５・７％）と、「警戒区域などが解除されれば戻る」（５％）を合わ
自民県連：会長に岩城参院議員 副会長は佐藤憲県議 ／福島 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース
自民党県連は２日の総務会で、吉野正芳県連会長の後任に岩城光英参院議員（６１）を選任した。任期は２年。副会長を佐藤憲保県議（５７）＝郡山市、５期、幹事長を平出孝朗県議（５５）＝会津若松市、４期＝とする役員人事も正式決定した。 岩城氏は、いわき市議、県議、同市長などを経て９８年に参院議員に初当選。現在３期目。自民党県連会長は県内選出国会議員の互選で決まり、岩城氏は吉野氏の前の０６〜０９年にも会長を務めている。 岩城氏は「再登板に戸惑いを感じている。県内の国会議員の数が多ければこうはならず、増やす努力をしなくてはいけない。震災対応で政府の対応は後手に回っており、一日も早く解散・総選挙を行い、県民の生の声を国政に反映させていきたい」とあいさつした。 自民党県連の役員改選は当初、今年６月の定期大会を予定していたが、東日本大震災を受けて延期していた。【関雄輔】 １２月３日朝刊 【関連記事】
福島市産コメ 渡利地区でも基準値超 ２トン流通はせず （河北新報） - Yahoo!ニュース
福島県は２日、福島市の渡利地区（旧福島市）にある農家３戸が生産したコメから、暫定基準値（１キログラム当たり５００ベクレル）を上回る最大５９０ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。３農家は合わせて約２トンのコメを生産したが、いずれも農家が保管していて、流通していない。 隣接する福島市大波地区（旧小国村）での汚染米発覚を受けて始めた全戸検査の一環。汚染米が見つかったのは伊達市小国村、同月舘町に続き２市４地区に拡大した。 今回の検査は１９５０年当時の市町村単位で行われた。旧福島市は渡利地区のほか、県庁・市役所周辺の東西南北１０キロ前後の範囲。地区内には４０６戸の農家があり、県は出荷自粛を要請した。 渡利地区は阿武隈川を挟んだ県庁の東側の丘陵地帯で、住宅や森林、農地が点在する。汚染米が生産された水田は、渡利地区の中でも比較的線量の高い場所がある山あいに位置する。 検査では大波地区
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