将来のエネルギー政策について、政府が国民から意見を聞く聴取会が15日、仙台市で開かれた。抽選で選ばれた発言者のうち、東北電力の役員が原発を推進する意見を表明し、参加者が「やらせではないか」と反発、一時中断する場面があった。 意見聴取会は14日のさいたま市に続き、2カ所目。政府が示した2030年時点の原発依存度を0%、15%、20〜25%とする三つの選択肢に関し、各選択肢ごとに3人、計9人が発言する仕組み。 このうち、東北電力の岡信慎一執行役員(企画部長)が「会社の考え方を述べる」と前置きし、20〜25%案の支持と女川原発などの安全対策を説明。その上で「安定供給を実現するためには、原子力発電を一定の割合で活用していくことが必要」と訴えた。 また、発言者のうち3人が東北以外からの参加だったことに、傍聴人が「人選がおかしい」などと不満をあらわにし、会場は一時騒然となった。
墓所や仏壇の販売などを手がける仏事サービス会社「メモリアルアートの大野屋」(東京都新宿区)は、遺骨や遺灰を入れる純金製ミニ骨壺「シンプルモダン純金」を商品化した。純金製は国内で初めてという。 新商品は「24金」製のミニ骨壺で、上質な金の輝きが印象的だ。貴金属の鋳造技術を駆使し美術工芸品を製作するクロタニコーポレーション(富山県射水市)と共同開発した。洋室と和室を問わない洗練されたデザインを実現したことも売り。 製作はクロタニの職人が担当し、一枚の板を押し曲げて器状にする「絞り加工」と呼ぶ技術で丁寧に仕上げる。 200グラムの純金を使用し、サイズは幅50ミリ、高さ67ミリ。同社のショッピングサイトや直営店舗などを通じて受注販売する。参考価格は、242万9700円。
住宅ローン金利の低下が進んでいる。固定金利型について、三井住友銀行が期間10年以上15年以内を2003年6月以降で最低となる2.25%に引き下げたほか、みずほ銀行も期間10年で3.05%と同7月以来の水準に設定。さらに、住宅金融支援機構の長期固定金利住宅ローン「フラット35」の最低金利が、同10月の融資開始以来最低となる1.94%まで下がるなど、軒並み9年ぶりの低水準を記録している。 この動きは市場金利などの低下を反映したもので、借り手のメリットは大きい。ただ、その一方で、各金融機関の金利引き下げ競争が過熱。利ザヤ縮小による収益悪化や、採算を度外視したダンピング(不当廉売)を懸念する声も出ている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く