業務提携に関する記者会見中、額を寄せて言葉を交わす日本郵政の西室泰三社長(右)とアフラック・インコーポレーテッドのダニエル・P・エイモス会長兼最高経営責任者(CEO)=東京都内のホテルで2013年7月26日、山本晋撮影 日本郵政と米保険大手アメリカンファミリー生命保険(アフラック)の提携強化に対し、国内の生命保険各社には戸惑いと警戒感が広がっている。がん保険など「第3分野」と呼ばれる保険に強いアフラックが全国2万の郵便局のネットワークを活用できれば、国内生保への影響は避けられないとみているためだ。 【提携の内容について知る】日本郵政:アフラックと提携、正式発表…米国に配慮 「(日本郵政グループの)かんぽ生命保険とは08年より、さまざまな面で協力を行ってきた経緯もあり、今回の話は遺憾だ」。約5年にわたり提携関係を築いてきた日本生命保険は26日、不快感をあらわにするコメントを発表した。共同で