[東京 31日 ロイター] - サントリーホールディングス[SUNTH.UL]が、グループの運営するフィットネスクラブ「ティップネス」(東京都港区)を売却するため、入札を開始することが明らかになった。 同社は米ビームの買収に多額の資金を投入したため、非中核(ノンコア)事業を選別し、資本をコア事業に投下するのが狙い。複数の関係筋がロイターに明らかにした。 ティップネスの売却に向けた1次入札は、8月初旬にも行われる予定。スマートホンと健康事業の連携を考えるNTTドコモ<9437.T>や、収益の多様化を検討する日本テレビホールディングス <9404.T>が買い手候補に挙がっている。 関係筋によると、売却額は300億円程度になるとの見方がでている。 サントリーHDの広報担当者は、現時点でコメントできることはないとしている。 ドコモの広報部は「現時点でコメントできることはない」、日本テレビ