【ソウル聯合ニュース】北朝鮮から脱出した経済学者、呉吉男(オ・ギルナム)氏の妻と2人の娘が平壌付近で生存していることが確認されたと、韓国拉致被害者家族会の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表が明らかにした。 崔代表は20日、聯合ニュースの電話取材に対し、「呉氏の妻と2人の娘が耀徳政治犯収容所から平壌付近の統制区域に移されたとの情報を北朝鮮の内部消息筋から入手した」と述べた。 ドイツに留学していた呉氏は1985年、北朝鮮の工作員にだまされ、家族を連れ北朝鮮に渡った。しかし、現地での生活に絶望し、1992年に北朝鮮を脱出して韓国に戻った。北朝鮮に残った妻の申淑子(シン・スクジャ)氏と2人の娘は咸鏡南道の耀徳政治犯収容所に収監されたとみられ、呉氏は韓日の市民団体と共に、救出活動を行っていた。 一方、統一部の柳佑益(リュ・ウイク)長官はこの日、国政監査で「申淑子氏らの(救出)問題は統一部の重要関心事
【ソウル聯合ニュース】ソウル市は20日、リアルタイムで子どもの位置を携帯電話などで確認し、誘拐や失踪などを防ぐ「u−ソウル安全サービス」を2014年までに市内全域の小学生を対象に実施する方針を明らかにした。 同サービスは定期的な位置確認で子どもを保護し、緊急時は位置追跡や防犯カメラの映像を活用し、救助活動を支援するもの。 ソウル市は現在7校・3141人の小学生を対象に実施している「u−ソウル安全ゾーン」サービスを再編。来年2月から試験運用を始め、2014年までにソウル市内の588校・約56万人の小学生に拡大する方針だ。 携帯電話を持っていない小学生33万人には電子タグを配布する。電子タグの価格は15万ウォン(約9960円)で、月額利用料は8000ウォン。低所得世帯の子ども5万人には電子タグの購入費用と利用料を無料にする。 このほか、小学校から半径300〜500メートルにすぎなかった
【北京聯合ニュース】北朝鮮の両江道・恵山で中朝合弁企業の銅採掘が始まったと、平壌発の中国新華社通信が20日に報じた。 北朝鮮の採取工業省と中国の万向資源有限公司が2007年11月に共同で設立した恵中鉱業合営公司が19日、正式に操業を始めた。銅採掘と販売を行うことが分かっているが、この会社の規模や銅の採掘、販売の予想値などについて新華社電は具体的に報じていない。 採掘操業式には北朝鮮の姜民哲(カン・ミンチョル)採取工業相と劉洪才・駐北朝鮮中国大使らが出席した。 劉大使は、「合弁企業は中朝両国とすべての人民の利益になり、両国間の伝統的な友好関係がさらに強固になるだろう」と述べた。 【関連記事】 仁川に金脈のうわさ、市へ採掘権の問い合わせ 北朝鮮のモリブデン鉱山、中国が採掘権獲得
【ソウル聯合ニュース】韓国の国家安保戦略研究所が20日にソウル市内で開いたセミナーで、統一研究院の朴英鎬(パク・ヨンホ)専任研究委員は韓国と日本、中国は経済交流の側面で依存度が極めて高く、3カ国間の自由貿易協定(FTA)は経済協力をさらに拡大、制度化し、安全保障での協力を促すきっかけになるとの考えを示した。 ただ、過去の歴史問題や領土問題、新たに浮上している民族主義などを依然として解決できずにいるのは、韓日中FTA締結の大きな障害になっていると指摘した。その上で、大規模な災害などから協力を蓄積していく努力が求められると強調した。 対外経済政策研究院の李昌在(イ・チャンジェ)研究委員は韓日中FTAの影響について、「北東アジア諸国間の関係改善、域内の緊張緩和、北東アジア・東アジアレベルのFTA、共同体の実現に決定的な貢献をする」との見通しを示した。 また、韓日、韓中といった2カ国間のFT
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