女子テニスツアーの東レ・パンパシフィック・オープン第3日が28日、東京・有明テニスの森公園などで開催された。 女子シングルス2回戦では、初戦でディフェンディング・チャンピオンのマリア・シャラポワ(ロシア)を破る金星を飾ったクルム伊達公子(エステティックTBC)が、ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦。第1セット、クルム伊達が最初のゲームをブレークしたものの、その後は1ゲームしか取ることができず2−6で落とす。しかし、第2セットはハンチュコバを圧倒し6−0で奪うと、最終セットも勢いそのままに4ゲームを連取。その時点でハンチュコバが途中棄権し、3回戦進出を決めた。 クルム伊達は29日に行われる3回戦で、第5シードのフランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)とアレクサンドラ・デルゲル(ルーマニア)の勝者と対戦する。 【関連記事】 伊達、シャラポワ破る 東レテニス、奈良敗退 WTAツ