学校法人「幸福の科学学園」(東京都)が、大津市北部で中高一貫校の開校を検討していることが23日、同法人への取材で分かった。候補地とする約7万9000平方メートルの土地購入について、近く独立行政法人「都市再生機構」(UR)と正式契約する。 学校法人は09年12月に設立。今年4月には栃木県那須町に中高一貫校を開校した。これに次ぐ関西校も検討中で、その候補地として、URが募集していた大津市内の土地取得を申し込んだ。同市仰木の里東2と雄琴北1、雄琴3にまたがる7万9104平方メートルで、落札額は20億4090万円。近く正式に契約の見込みで、数年以内に開校するという。幸福の科学広報局は「関西校の候補地を絞り込んでいる。土地取得が完了すれば計画を具体化させたい」と話している。【安部拓輝】 10月24日朝刊 【関連記事】 入試:都立高全日制 1890人減、4万350人募集 王子総合を新設 /東京