資本主義の国では、給与は「需要と供給」で決まるのが基本です。 日本全国のハローワークには失業者があふれていますが、一定のITスキルをもった人や、英語や中国語での業務経験がある人など、特定のスキルや経験を持った人は引っ張りだこです。リーマンショック前の景気が良かった時には、名古屋地域の期間工や派遣社員の時給は、他エリアより高いと言われていました。 つまり給与は仕事の価値とはあまり関係なく、基本的には“需給”で決まるものなのです。であれば、給与を上げる方法は2つ考えられます。 1.多くの人にはできないスキルを身に付ける ある仕事をやれる人がたくさんいれば、供給(応募者)が増え、会社側は給与を上げる必要性を感じません。労働力は買い叩かれてしまいます。 高い給与を得るためには、多くの人が持っていないスキルを習得する必要があり、そのためには、周りの人が勉強していることとは異なることを学ぶ必