仙台市若林区の聖ウルスラ学院の一本杉キャンパス内にある法領塚古墳が、古墳時代終末期(7世紀前半ごろ)では東北最大の円墳とみられることが市教委の調査で分かった。市教委は「仙台平野に東北トップクラスの有力者がいたことを示す証拠になる」とみている。 市教委によると、これまで発掘された古墳の外側に、新たに下段部分のすそが見つかった。古墳は直径が50メートル以上、高さは6メートルに上るとみられ、1970年の調査で「直径32メートル前後」と推定した規模を大幅に上回った。 前方後円墳が造られなくなった終末期の古墳は全国的に小規模なものが多いが、東北は巨大化する傾向もあったという。 同時期の円墳はこれまで、須賀川市の蝦夷穴古墳、いわき市の甲塚古墳など、直径36〜37メートルが東北で最大とされていた。 市教委文化財課は「遠見塚古墳や郡山遺跡などと合わせ、仙台平野が古代でも重要な地域で、有力者が支配し
地域の医療機関に勤務する医師の専門医・認定医資格の取得や離職した看護師の復職を後押しするため、山形大医学部は1日、二つの研修制度を新設し、研修を受ける医師・看護師の募集を始めた。 専門資格の取得を支援するのは、地域医療システム講座内に新設した「高度医療人研修センター」。地域病院に籍を置いたまま山形大病院(山形市)に勤務し、研修を受けられる。従来は病院を退職し、医局に入る必要があり、地域病院側には「引き抜き」の懸念や抵抗感があった。 特定の病気や治療方法に関する医師の知識や技術を認証する専門医・認定医資格は、各分野の学会が指定する病院で一定期間の勤務経験を必要とする。山大病院は55資格の指定を受けている。 山下英俊医学部長は1日の記者会見で「地方の医師不足解消に即効性はないかもしれないが、地元定着につながるよう期待したい」と述べた。 一方、資格を持ちながら医療現場を離れている「潜在看
【北京=佐伯聡士】中国中央テレビは1日夜、報道番組「東方時空」で、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島を訪問したことに関する特集を放映し、「(日本の)民主党は政権を失う可能性がある」とする同テレビの馬暁霖特約評論員の論評を伝えた。 馬氏は「この件を通して、菅政権が外交の素人であることがさらに証明された。この1年余り、民主党政権は普天間基地のため米国との関係が行き詰まり、領土問題をめぐりアジアの隣国との関係が混乱した」と批判。また、「北方4島をめぐってロシアとの関係が徹底的に損なわれれば、すでに30%台に落ち込んだ支持率の回復は非常に難しくなる」「米国を怒らせ、アジアの国との関係が行き詰まった後、ロシアとの交渉の余地が失われた場合は、かつてないほど孤立し、民主党が早めに政権を失うことになる」などと指摘した。
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