【中日・ロッテ】七回表ロッテ2死三塁、金泰均に足元を抜ける勝ち越しの中前適時打を打たれるネルソン=ナゴヤドームで2010年11月7日、兵藤公治撮影 史上初めてリーグ3位チームが日本一の栄冠をつかんだ。74年以来2度目の顔合わせとなった中日−ロッテの日本シリーズは7日、ナゴヤドームで行われた第7戦で、今シリーズ3回目で連夜の延長戦の激闘の末ロッテが8−7で勝ち、対戦成績4勝2敗1分けで5年ぶり4回目(前身の毎日時代の1回を含む)のシリーズ優勝を果たした。ロッテの今江が05年以来2回目の最高殊勲選手(MVP)に輝き、1年目の西村監督は新人監督9人目のシリーズ制覇を達成した。ロッテは九回に抑えの小林宏が打たれて追いつかれたが、延長十二回に岡田が勝ち越し三塁打をマークした。ロッテは13日に東京ドームで行われる日韓クラブチャンピオンシップで、韓国シリーズを制したSKと対戦する。 ○ロッテ8−7中日