[ロンドン 12日 ロイター] 主要通貨建ての金価格が12日、軒並み下落している。金融市場がユーロ圏周辺国の債務懸念で軟調となるなか、商品相場が幅広い売り圧力にさらされている。 金現物は一時2%超下落し、この日の安値となる1オンス=1378.00ドルをつけた。その後、0823GMT(日本時間午後5時23分)時点で1382.95ドルに戻したが、11日のニューヨーク時間取引終盤でつけた1409.39ドルを下回っている。 円建ての金は一時3%下落し、12日の安値となる1オンス=11万2813円をつけた。 ユーロ建ての金は1.6%安の1オンス=1013.37ユーロ、スイスフラン建ての金は2.2%安の1344.05スイスフラン。英ポンド建ての金は一時1.7%下落し、858.90ポンドをつけた。 【関連記事】 米株市場は金融株売られダウとS&Pが下落、ドル高が圧迫 金価格など商品市況が全面