13日午後4時頃、群馬県川場村谷地の「ホテルSL」で、敷地内を走る観光用SLの機関車と客車の連結器が外れ、客車は線路端の車止めに衝突。 4歳の子ども2人を含む4人が座席から投げ出され、軽傷を負った。 同村などによると、機関車と17人乗りの客車の2両編成で、全長150メートルの線路を往復して運行している。事故当時、運転士は、いったん列車を後退させて線路の端近くでブレーキをかけたところ、突然、連結器が外れ、客車は時速4〜5キロのスピードで車止めにぶつかったという。連結器が外れた原因は不明。 同ホテルは、同村が出資する第3セクターが運営する。 観光用SLは、D51型機関車を改良したもので、蒸気の代わりに圧縮空気で走行する。今年度から観光客を乗せて運行を始めた。