息子夫婦の情事を覗くべく、ふすまを2センチ開ける姑。その「2cm姑の恐怖」の衝撃から1年半。エスカレートした姑に哀しい結末が訪れ、嫁のT子さんは複雑な心境でその後を語った。(女性セブン1988年12月22日号より) * * * ふすまを2センチ開けて、夫婦の寝室をのぞき見する姑の行為はその後も続いた。T子さんがいう。「深夜0時近くになると、ヒタヒタと階段を上がってくる姑の足音がするんです。もう体がカチンカチンになって、とても夫婦生活どころじゃありません。不眠が続いて、毎日、頭痛に悩まされるようになりましてね」 寝るのが遅いはずの姑は、朝は5時に起き、T子さんたちの寝室の前でわざとらしくせきばらいをしてから散歩に出かける。 そして、“息子を嫁に取られた”という姑の嫉妬はつのり、女としての対抗手段に出るようになった。「今月の3月、日曜日のことでした。夕方、買い物から帰ってくると、風呂場