平成22年の殺人事件の認知件数は2年連続で戦後最少を更新する一方、高齢者が容疑者になるケースが大幅に増加したことが13日、警察庁のまとめで分かった。特に60代後半の容疑者は前年の約1・5倍に上った。昨年の交通事故死者も高齢者が初めて過半数を占めており、治安や交通事故防止でも高齢者対策が課題になりそうだ。 まとめでは、昨年の殺人の認知件数は前年比2・5%減の1067件。このうち検挙された容疑者の年齢をみると、14〜19歳の少年が39人で前年比13・3%減。成人では20代が143人(12・8%減)▽30代178人(11・4%減)▽40代173人(1・1%減)▽50代143人(14・9%減)と軒並み減少した。 これに対し、60代は33・8%増え、人数でも2番目に多い174人。特に65〜69歳は47・3%の大幅増となった。70歳以上も6・8%増の94人だった。 65歳以上の高齢者の動機をみる
14日午前9時40分頃、神戸市須磨区大田町の県道交差点で、手押し車を押しながら横断していた80歳代の女性が、同区内の建設会社の大型ダンプカーにはねられた。 女性が運転席付近にしがみついたまま、ダンプカーは約600メートル走り続けたが、後方を走行していた同僚運転の車からの合図で停車した。女性は軽傷という。県警須磨署は道交法違反(ひき逃げ)などの疑いもあるとみて、ダンプカーを運転していた会社員男性(35)から事情を聞いている。 現場に横断歩道はなく、歩道橋が設置されている。発表では、ダンプカーは交差点で信号待ち後、発進したという。
新潟県胎内市は14日、市立中条中学校の地下タンクの配管から灯油約6000リットルが漏れていたと発表した。タンクの灯油が激減しているのに男性用務員が気付き、市が調査したところ、配管にひびや穴が確認された。これまでに河川への流出や、生徒、周辺住民らの健康被害は確認されていない。市は周辺住民に地下水を飲まないよう呼び掛けている。 【関連記事】 夫に灯油、火付け殺害=「憎かった」妻を逮捕−埼玉県警 【写真特集】メキシコ湾原油流出 【写真特集】ハンガリー有毒汚泥流出事故 【写真特集】ブラジル大水害 【写真特集】オーストラリア大洪水
経営破綻した元東証2部上場の産業用機械メーカー「春日電機」(旧本社・東京都三鷹市)を巡る特別背任事件で、約5億5000万円の貸し付けを受けたマーケティング会社「アインテスラ」(東京都中央区)の返済原資とされていた保有株の大半は借金の担保に差し入れられていたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査2課は逮捕された春日電機元社長、篠原猛容疑者(53)が返済の見込みがないことを認識していたとみている。 捜査関係者によると、篠原容疑者が実質的に経営していたアインテスラは08年6月までに、春日電機株の18%超を買い占めた。関東財務局に出された大量保有報告書によると、取得に要した資金約6億円のうち5億5000万円は投資会社などから借り入れ、株の95%はこの会社などに担保として差し入れられていた。他に保有していた春日電機株以外の複数の銘柄の株も、いずれも担保に設定され売却できない状態だった。篠原
東証2部に上場していた制御機器メーカー「春日電機」(旧本社・東京都三鷹市)旧経営陣による特別背任事件で、産業用機器開発会社「アインテスラ」(中央区)への融資の際、契約書にア社側が担保設定すると明記されていたことが13日、関係者への取材で分かった。実際の融資は無担保で行われており、春日電機元社長でア社を実質経営していた篠原猛容疑者(53)=同容疑で逮捕=が正当な融資を装い、契約書に虚偽条項を盛り込んだとみられる。 篠原容疑者は警視庁捜査2課の調べに対し「財政難に陥ったアインテスラを助けようと貸し付けた」と供述しており、同課で不正融資に至った詳しい経緯を調べている。 篠原容疑者は春日電機株を買い進めて平成20年6月、社長に就任。同7月までの間、太陽電池の共同開発などの名目でア社に計5億5千万円を融資し、ア社の運営費や株取引の委託保証金(追い証)の支払いなどに充てていた。 このうち4億5千
経営破綻した元東証2部上場の産業用機械メーカー「春日電機」(旧本社・東京都三鷹市)を巡る特別背任事件で、篠原猛容疑者(53)が敵対的買収を進める際、同社の役員だった佐藤将容疑者(61)に買収後の身分を保障する見返りに無担保貸し付けへの協力を求めていたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査2課は、篠原容疑者が春日電機の資産を買収直後から自由に動かせるように周到に準備していたとみている。 捜査関係者によると、篠原容疑者は春日電機を買収する前年の07年、株価や株主対策の担当役員だった佐藤容疑者と都内の料亭などで複数回にわたって面会。この際、篠原容疑者が事実上経営していたマーケティング会社「アインテスラ」(東京都中央区)について「財政が厳しいので、買収後は資金を貸し付けてもらう必要がある」と協力を依頼。「買収後の春日電機の経営は任せる」とも述べたという。 こうした工作が奏功し、篠原容疑
東証2部上場だった春日電機(東京都、現カスガ)の特別背任事件で、篠原猛容疑者(53)が社長就任直前、都内の料亭などで、同社の生え抜きで当時役員だった佐藤将容疑者(61)と会合を重ね、実質経営する別会社への融資について合意した疑いがあることが13日、捜査関係者への取材で分かった。 佐藤容疑者には役員残留を約束したといい、警視庁捜査2課は2人が事前に同社資産の流出を計画したとみて調べている。
東証2部に上場していた制御機器メーカー「春日電機」(旧本社・東京都三鷹市)旧経営陣による特別背任事件で、産業用機器開発会社「アインテスラ」(中央区)への融資の際、契約書にア社側が担保設定すると明記されていたことが13日、関係者への取材で分かった。実際の融資は無担保で行われており、春日電機元社長でア社を実質経営していた篠原猛容疑者(53)=同容疑で逮捕=が正当な融資を装い、契約書に虚偽条項を盛り込んだとみられる。 篠原容疑者は警視庁捜査2課の調べに対し「財政難に陥ったアインテスラを助けようと貸し付けた」と供述しており、同課で不正融資に至った詳しい経緯を調べている。 篠原容疑者は春日電機株を買い進めて平成20年6月、社長に就任。同7月までの間、太陽電池の共同開発などの名目でア社に計5億5000万円を融資し、ア社の運営費や株取引の委託保証金(追い証)の支払いなどに充てていた。 このうち4億
14日午後8時5分ごろ、神戸市灘区岩屋北町7のJR東海道線灘駅で、線路内を歩いていた男性が新南陽(山口県)発越谷貨物ターミナル(埼玉県)行き上り貨物列車(24両編成)にはねられ、即死した。JR西日本によると、上下線25本が運休、42本が最大52分遅れ、約3万6000人に影響が出た。 兵庫県警灘署などによると、男性は60歳くらいとみられる。運転士(26)が急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。【金森崇之】 【関連記事】 御堂筋線:ホーム転落の男性命拾い、上を電車通過 長居駅 JR片町線:快速20メートルオーバーラン 大阪・放出駅 大阪市交通局:職場でアダルトサイト 駅員ら29人を処分 南海電気鉄道:空港特急「ラピートα」復活へ 大阪市交通局:職場でアダルトサイト閲覧、29人処分 監視したら…管理職がゲーム
消費者庁は14日、愛知県で男児(4)がペットボトル入りの入浴剤を飲料と間違えて飲み、一時意識不明となる事故が起きたと発表した。飲食物に似たせっけんなどの誤飲事故が相次いでおり、同庁は注意を呼び掛けている。 同庁によると、男児は3日、自宅の居間にあった入浴剤を数口飲んだ後、意識を失い病院に搬送された。胃洗浄を受け意識を回復したが、硫黄中毒で3日間入院した。 入浴剤は大分県別府市の会社が製造。500ミリリットルの透明ペットボトルに入っており、お茶に似た褐色の液体だったため、男児が間違えた可能性が高いという。 【関連記事】 運輸安全委での調査見送り=エレベーター事故で馬淵国交相 電子たばこにニコチン成分=「含まず」表示商品も、消費者庁が注意 トランス脂肪酸全廃へ=食の安全を重視 「対応しない企業、相当糾弾」=こんにゃくゼリー対策要望 こんにゃくゼリーに安全指標=メーカーに改良要
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