小児用肺炎球菌ワクチンやヒブワクチンを含むワクチンの同時接種後の死亡が4例、相次いで報告され、厚生労働省は3月4日、両ワクチンの接種を一時的に見合わせるよう都道府県などに連絡した。厚労省は、ワクチン接種と死亡との因果関係を検証する専門家会議を週明けにも開く。 厚労省によると、接種後に死亡した4人は、▽両ワクチンを接種した兵庫県宝塚市の2歳男児▽小児用肺炎球菌ワクチンとDPTワクチンを接種した兵庫県西宮市の1歳女児▽両ワクチンとDPTワクチンを接種した川崎市の生後3か月の女児▽両ワクチンとDPTワクチンを接種した京都市の1歳未満の女児―で、宝塚市の男児と西宮市の女児が接種した小児用肺炎球菌ワクチンはロット番号が同じだった。接種と死亡との因果関係について、報告医はいずれも評価不能か不明としている。 厚労省は、両ワクチンと子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種を進めるため、今年度補正
大相撲の八百長疑惑問題で、十両の安壮富士(35)=伊勢ケ浜=が、特別調査委員会から「クロ」という前提で聴取を受けていたことが5日、分かった。本人はこの日、取材に応じ、疑惑については全面否定した。4日に開かれた調査委後に伊藤滋座長(79)はメールで名前が挙がった14人以外にも疑惑力士を「ウン十名いる」と発言しており、安壮富士以外にも新たに疑惑のかかる力士は複数いる模様だ。 安壮富士が受けた聴取は、刑事の取り調べのように、まず「クロ」を前提としたものだった。「(八百長を)していますよね? 認めてください」。冒頭で、聴取担当の弁護士から頭ごなしにこう言われたという。 この日、江東区の伊勢ケ浜部屋で取材に応じた安壮富士によると、この聴取が行われたのは、数日前。2度目の聴取だった。言われるがままに携帯電話と預金通帳も見せたが、提出までは求められなかったという。「意味が分からないです。やってないも
京都大などの入試問題がインターネットの質問サイトに投稿された事件で、京都府警に偽計業務妨害容疑で逮捕された男子予備校生(19)が「試験会場に試験官は5、6人いたが、見回りで自分の横を通ることはなかった」と供述していることが5日、捜査関係者への取材で分かった。京大は「監督は万全だった」と主張しているが、予備校生は自席で頻繁に携帯電話を操っていたとみられ、監督態勢が不十分だった可能性が出てきた。 京大は、受験生40人に対し試験官を2、3人、約300人収容の大教室では10人を配置した。捜査関係者によると、予備校生の座席は前から2列目の左端で、「ばれたら大変なことになると思っていた」と供述している、という。 捜査関係者によると、予備校生は利き腕と反対の左手で文字盤を打ち、文字盤の中央部にある突起物を頼りに素早く打つ練習を繰り返した、という。質問サイト「ヤフー知恵袋」で解答を得る方法は「(ネット
ファン・ハール、解任の噂に「答える立場にない」2011年03月06日02時52分 提供: バイエルン・ミュンヘンは5日、ブンデスリーガ第25節でハノーファーと対戦し、敵地で1−3と敗れた。2日のDFBポカール準決勝でシャルケに敗れていたバイエルンでは、ルイス・ファン・ハール監督の解任が噂されていたところ。ハノーファーに敗れたことで、指揮官の交代があるのではないかと言われている。 試合後、『スカイ』のインタビューに応じたファン・ハール監督は、敗戦への失望をにじませながらも、肝心な部分についてはコメントを控えた。 「選手たちは今日、たくさんのミスをした。私はハーフタイムの交代で変えようとしたが、セットプレーがひどかったね。ハノーファーが3点目を決めた後は、追いつくことが難しくなってしまった」 「(進退について、)私は答える立場にない。メディアはすべてを知っているかのようだ。私はいつでもフロント
【ECO最先「探」】 日本固有の淡水魚で国の天然記念物に指定されているイタセンパラ。数少ない生息地とされた大阪・淀川では5年前から野生の個体が確認されなくなり、絶滅の危機に瀕(ひん)している。流域の環境悪化や外来魚の急増などが原因とされる。「淀川のシンボルフィッシュ」といわれた希少種の復活に向け、官民一体となった活動が求められている。(清宮真一) 大阪市旭区の住宅街にほど近い淀川河川敷に、樹木や水草で囲われた天然の「わんど」と呼ばれる池状のたまりがある。「城北(しろきた)わんど」。平日の昼下がりに、ゴム製の胴付き長靴姿の作業員10人が約30メートルの地引き網を引き上げていた。 「お、入ってる」 「(ブルー)ギル、上がったで」 作業員は平成21年末から城北わんどで、ブラックバスやブルーギルといった外来魚の駆除のほか、在来種の生息状況を期限つきで調査。この日はブルーギル約30匹などが
「ほっとしました」。J1初采配を勝利で飾った相馬監督は、素直に心境を語った。 初戦にして「相馬色」は随所に見られた。最も色濃かったのは、1点リードの前半38分。ハーフライン付近でボールを受けたFW矢島からワンタッチでMF中村、MF登里へ。チームとして掲げてきた、少ないパスでの展開を体現した。中村は「ボールを受けたときには、もうノボリ(登里)が走っていた。難しいプレーじゃないけど、連動して相手を崩せた」と、うなずいた。 不安があったのは事実だろう。ジュニーニョらが故障で調整中のため、2トップは矢島と、本来MFの楠神が組んだ。GK杉山も初の開幕戦出場。それだけに、緊張感の中で目指すサッカーができたのは大きい。J1初スタメンだった登里は「パスで生かしてもらえた。伸び伸びやれた」と、最高のスタートを振り返った。 相馬監督にとって、川崎の一員としての試合は2005年12月3日以来。ただ「たくさ
ニュージーランド南部の地震で、県警は5日、国際緊急援助隊の一員として第2機動隊(川崎市中原区)から隊員6人の派遣を決めた。 県内の6人を含む第3次派遣は、東京消防庁など計約30人規模。派遣期間は6日からで、日本人被害者が出たクライストチャーチに向かう。 今回の地震では被災国の派遣要請を受け、相模原市消防局を含め、全国の消防や警察などでつくる国際緊急援助隊が結成され、第1、第2派遣で約100人が被災地に派遣された。 【関連記事】 ニュージーランド地震で市消防の2隊員が現地へ/相模原 救助隊員2人を被災地へ/横須賀市消防局 ハイチPKO 「救出できず残念」、消防局2隊員がNZ被災地から帰国/相模原 「国際緊急援助隊」派遣消防隊員が帰国/横須賀
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く