12日に迫った九州新幹線鹿児島ルート全線開業で、山陽新幹線と直通する「みずほ」「さくら」として使用される新型車両の製造が急ピッチで進んでいる。 川崎重工業兵庫工場(神戸市)では8日、車体の骨組みにアルミ合金の板約60枚を張り付ける作業が行われ、先頭車両の長い鼻(10.7メートル)が姿を現した。今後、床下の配線を行い、水色に塗装して仕上げる。 開業時、JR西日本は9編成、JR九州は10編成で運行スタート。JR西は来春までに10編成を追加予定で「航空機との競争でも優位に立ちたい」と意気込む。
福岡市のマスコットキャラクターが増え続けている。 「ゆるキャラ」ブームを受け、2010年度新たに2種類誕生し、14種類の着ぐるみを含めて少なくとも30種類以上ある。中には制作に250万円かかった着ぐるみや、年に数回しか使われないものもあり、一部はPRする目的も重複している。専門家は「整理して効率を高めた方がPR効果が上がるのでは」と指摘している。 新たに登場した着ぐるみのキャラクターは、南区の「ため蔵」と市教委の「スタンバード」。ため蔵は南区に多いため池をモチーフにした職員のデザイン。スタンバードは、あいさつや掃除など子どもに身に着けてほしい基本的な行動として、市教委が掲げる「福岡スタンダード」をPRするために制作した。 ただ、こうしたキャラクターは部署ごとにそれぞれ作られており、市も全体数を把握しきれていない。市広報課が昨年5月にまとめた冊子には31種類が紹介されているが、別の資料
来週の集中回答日に向けて山場を迎える春闘では、景気の先行き不透明感から、大手企業の労働組合の多くがベースアップの要求を見送った。 大企業の賃上げ額が春闘相場をリードする従来の図式が崩れ、もともと賃金水準の低い中小企業の労組では「大企業との格差がさらに広がるのでは」という懸念が高まっている。賃上げどころか、紛争と紙一重の交渉を強いられる労組もあり、大部分の労働者が働く中小企業に明るい兆しは見えてこない。 ◆響く怒号◆ 「そんな要求がのめるか!」。都内の社員約30人の出版社では、労使交渉で役員の怒号が響き渡ることも珍しくない。2008年の労組発足以前は、正当な理由のない解雇や、役員の許可がないと就業規則を見ることができない決まりなど、「ワンマン経営による不当労働行為が横行していた」(労組)。 過去の春闘では、「有給休暇の残り日数を給与明細に記載する」「残業代を支払う」など、当たり前にも
総務省消防庁は、空港や駅、ホテルなど公共施設に対し、光を点滅させて知らせる聴覚障害者用火災警報器の設置を義務付ける方針を決めた。 消防法施行規則を改正し、ベル音などで異常を知らせるだけでなく、同時に光も使って伝えるよう求める。新築施設を対象に2013年度からの適用を目指す。 火事の際、聴覚障害者は火災警報器の音や館内放送が聞こえず、ホテルなどへの宿泊や1人での行動に不安を覚える人が多いという。一方で、消防車のサーチライトの明かりでぼやに気づいたというケースもある。 現行の規則には、自動警報器の音の大きさや設置場所に関する規定はあるが、音以外についての基準は示されていない。ストロボのような閃光(せんこう)を繰り返して火災を知らせる警報器が市販され、聴覚障害者が自宅に取り付けるなどしているが、公共施設に関しては、施設整備マニュアルで「警報装置は光及び音声」と示している東京都の施設やホテル
京都大など4大学の入試問題がインターネット質問掲示板に投稿された事件で、4大学の一つの同志社大が「投稿による実害はなかった」などとして、被害届を提出しない方針を決め、京都府警に伝えたことがわかった。 府警は、同大の入試に関する投稿については立件しない方向で検討している。 捜査関係者によると、同大では、2月8日の文学部と経済学部の英語の試験中、仙台市の男子予備校生(19)(偽計業務妨害容疑で逮捕)が使っていた「aicezuki」のハンドルネームで、和文を英訳する質問が投稿されていた。予備校生は不合格だったとみられる。同大は一連の事件発覚後の先月28日、府警に被害を相談したが、現在は「投稿は単独犯行とみられ、また、容疑者が未成年で、実害もないため、被害届は出さない方針」としている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く